初冬を迎えています 2007

10月初めの出張前から風邪気味で、その後も微熱やだるさが続いていていましたが、一応それは治まったと思ったら、今度は頭痛が2週間ほど続いています。で、3日前特に頭部左側こめかみ部分が腫れっぽくなって、これはイカンぞと、いつもの心配症が出て来ました。そこでおととい宿毛市に有る「幡多けんみん病院」へ行って来ました。この病院は地域の中核医療施設となっている近代的な病院です。で、さっそく先生に診て貰い、念の為と言う事で、頭部MRI検査を受ける事になりました。

我が家の「兎」も冬体制?ストーブ前に猫の様に丸まっています。

ご存じの方もいらっしゃるでしょうMRI・・・・。頭部等を診断する時に行う検査の一種で、外科処置等を行う事無く対象箇所の断面を連続撮影する事で、くわしく内部を分析出来る方法です。

よくドラマで裏から光の当たっている掲示板の沢山の写真を前にして、先生と患者が深刻な話をしている場面があるでしょう。その時に使われている沢山の写真(連続写真)がMRI検査による撮影写真です。狭い円筒状の器具の中へ頭を入れるのですが、なにぶん初めての経験で、ドキドキです。

器具に入れられる前に係の人から「うるさいですよ」「工事現場見たいですよ」「頭は動かさないで下さい」「狭い所は苦手ですか」といろいろ言われ、返事を返す前に、ウィーーーン・・・・と押し込められました。歯医者の時もそうですが、嫌な診察の時は、過去の楽しかった事を順を追いながら思い出して行くのが私の対処方で、今回も(・・・・そうだ、今回は北海道旅行の事を順に・・・・)等と心の準備をしていた所、いきなりギギギギ、ガチャ!ガチャ!ギギギという音です。ウン?これはこれから始まるぞの雰囲気だなと思っていると、案の定、ガンガンガンガンと始まりました。ウゥこれは苦手だと我慢していると、気が付きました。一定のリズムで発する騒音が、音楽に聞こえて来ました。すると自然に指で調子を取り始めたのです。音量も我慢出来ないような大音量ではありません。


すると、狭くて息苦しい検査もなんだか楽しくなって、思ったより早く終わった感じの15分でした。さて、検査の結果ですが。おかげ様で何も問題は無く、(ただ右目の裏側に水がたまっているようなので、1年後また来て検査して下さい)とは言われました。これまでの人生、特に大きな病気に罹る事もなく、過ごして参りましたが、季節と同じですね。私も秋から冬へ向かっているようです。体が教えてくれています。

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