長野県下伊那郡 2005

北越、東北の天気が暫く不安定との予報を得たので、予約していた新潟のキャンプ場をキャンセルし、急遽予約を取り直したのが、南信の村のキャンプ場です。ここは「峰竜太」さんの出身地だそうです。この時期の長野県のイメージは避暑地というのが私の印象でしたが、ここは家もまばらでなんにも有りません。しかし こういう過疎地のキャンプ場こそ兎屋一家にとってはご馳走です。

キャンプ場入り口の看板、一昔前のキャンプ場ですね。このあたりは静かでなにもありません。北海道に来たような(遠くに来たような)気分になりました。この看板の脇にクワガタの木が有り、兄弟は3時間おきに見に来てました。・・・夜も寝る前には必ずです。当然朝目が覚めたら、一番にここに来ます。この木を中心にキャンプ生活が回ってました。しかし残念なことに狙っていた「ミヤマクワガタ」が取れず。最後まで執念を見せてましたが、ダメなときはダメですね。しかし替わりに「シュレーゲルアオガエル」を発見したようです。

クワガタがあまり芳しく無くても、今度は釣りが待っています。ここの湖は人造湖で農業用の貯水池になっていますが、ニジマスやブルーギルが釣れるそうです。1時間500円で釣らせてもらえます。湖のどこでもエサを付けて糸を垂れると入れ食い状態でブルーギルが釣れますが、大きくても10cmでメインの大きさは5cm前後、いわゆるクワガタみたいな魚です。私は釣りに興味が無いので、写真を取るだけですが、1回だけ竿を持たせてもらい4cmを釣りました。しかし魚にさわりたくないので魚をはずしたりするのは家内の役目です。「おお釣れたぞ・・麿が釣った魚じゃ。早う取ってくれ・・・」といいながら家内の冷たい視線を浴びてました。この釣りを名付けて「麿釣り」と称したところ、次男に大受けで、「麿釣りじゃ、エサを付けてくれ」といいながら騒いでました。皆さんも「麿釣り」をなさっては如何ですか、魚にさわらなくても良いし、エサをさわる事も無いですよ。・・・・って

この写真は途中の上伊那郡高遠町郊外でクワガタポイントを見つけた長男が車を止めてくれって言うので停めた場所です。彼は車に乗っていても遠くの樹相を観察していて、それらしき樹木を発見すると、車を「停めて」「停めろ」「お願い」とうるさく言ってきます。車を停めるや否や、長男は飛び出して行きます。その後を虫かごを持って次男が付いて行きます。大体こんなパターンを今回のキャンプ旅行の行き帰りだけで、7回ほどやっています。お陰で行程が進まないこと甚だしいですが、まあいいか・・・。

この場所では「ハンミョウ」をゲットしました。長男はクワガタが取れなかったので残念そうでしたが、私や家内的には「ハンミョウ」の方が珍しく得点は高いですね。きれいな羽模様のこの甲虫は肉食で口には鋭い歯が並んでいます。試しにカゴの上に「アオムシ」を置くとスグに飛び掛って引きずり込んで食べていました。このポイントでは「ヤマカガシ」にも会えたそうです。

注)この記事は2005年8月16日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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