毎日、毎日 仕事でもう全然遊んでません・・。サラリーマン時代の方が絶対遊んでましたね。出社日と休日がはっきりしてたので、けじめが付けやすかったのですが、フリーになると、仕事中心になってしまいます。誰かに「休んでいいよ・・。」って言ってもらえれば安心ですが、そんな事はありえませんから、自分で考えて、「もうこれで遊んでいいかな?」って思うまで多分遊ばないでしょうね。こうなったら、仕事で遊んでやろうかな・・。

今までお世話になっていた オートバイ屋さん(:といっても古いハーレーの修理、レストアがメインですが)。兎屋(藤沢市辻堂)の近く(藤沢市遠藤の山の中)に有って大変便利だったのですが、今年はじめから、実家の方(横浜市金沢区六浦)に転居となりました。
こういうオートバイ屋は普通の町のバイクショップと違い、バックに大きなオートバイメーカーなどが付いてる訳ではありません。オーナーの腕と知識だけでやっています。私のようなマニアにはとても貴重な店です。この店は業界でも知る人ぞ知るの店で、修理の腕はピカイチで、全国のショップが業販で修理を依頼してくるようなところです。見立ても的確で、私のような素人にもわかりやすく説明してくれるので、とても好感が持てます。(それに値段も良心的です)ついでに:ここのオーナーは年数回開かれる旧車レースでいつも上位入賞を果たしているツワモノでも有ります。※こういうお医者さんが近くに居れば安心ですね。
オーナーはまだ30才代半ばです。私が始めて彼と会ったのは数年前、彼がまだ他店で修行中の時でした。茅ヶ崎の山の中の豚小屋を改造した小屋で寒い冬の中、火の気のない工場で黙々と修理していましたが、とにかく話の仕方に無駄がない・・・。それに目がキラキラしていて、心の中で「このニーチャン 絶対成功する人やなぁ・・・」と直感しました。 直感と言えば、やはり数年前初めて紙バンド手芸と出会った時も、この仕事はいい仕事だ。やってみたいと思ったものでした・・・。

さて このオートバイ屋のオーナーですが、古いものを直す事が好きだそうです。最近環境に配慮した車が増えてますが、オートバイ業界もしかり、アメリカでは規制が厳しく、ハーレーも最近では水冷のエンジンが登場したりしています。それに2006年からはマフラーの改造もご法度になるようです。日本でも環境に配慮した車は税制面で優遇されていますが、ゆくゆくは古い車やオートバイには、逆に税金が高く設定されていくものと思われます。時代の流れでこれは仕方のない事でしょう。という事は、古い物はドンドン駆逐されるという事で、そういうものに関わっている商売が成り立たなくなるという事です。彼いわく「そうなったら 古い時計を直そうかな・・・」う~~~~~ん。
出来るだけそういう時代が少しでも遅く来ますように・・・。環境問題、特に紙製品を通してのエコ問題には一言あるのですが、この古いオートバイを通しての環境問題だけはどうしても腰砕けになってしまうのです。今のうちにたくさん走って置こうと思いながら、横浜に来ました。横浜といっても 六浦の街道沿いにある小さな修理屋さんですが・・・。
ランブルエンジニアリングは現在、神奈川県藤沢市の山奥にあります。
注)この記事は2005年6月19日(旧)兎屋ブログからの転載です。