「コレクションカラー」ご説明⑨

梱包材料として紙バンドが開発されたのは1952~53年で、東京の業者さんの取り組みからスタートしたそうです。そして梱包用の紙バンドや米袋用の紙バンドは手芸用紙バンドの先輩となりました。

1960年代に、四国・九州・山陰地方で一時的に紙バンド手芸が流行ったそうですが、数年で廃れ、しばらく紙バンド手芸の冬の時代となります。

今日の紙バンド手芸は1998年頃、静岡県から広まり始め今に至っています。

紙バンドを作る会社は全国で6社、兎屋がお世話になっている愛媛県の1社以外はすべて静岡県です。紙バンドの生産日本一は静岡県と言うことで、そのほとんどはクラフトの紙バンドです。

と言うことは、まだ20年チョッとの手芸用紙バンドは新参者で、先輩のクラフト系紙バンドの影響を(色々と)受けています。

特に紙バンド生産のメッカである静岡県では今でも(それが)普通の雰囲気ですし、兎屋もその雰囲気を当たり前としていました。

しかし、お世話になっている愛媛県の紙バンド製造会社さんと一緒に、20年にわたり何度も手芸用のカラー紙バンドを製造しているうちに疑問が出てきました。

そして何度もテストを重ねているうちに確信しました。!梱包用と手芸用の紙バンドは全く別物である!とね。

すると製紙会社さんと一緒に目指す紙の品質目標が自然に定まり、さらに抄造時のややこしいレシピ作りとなります。

特に紙抄きの場面では、お手数をお掛けしながらの作業となっていますが、嫌な顔を全く見せない製紙兄弟には頭の下がる思いです。

兎屋コレクションカラーの品質の元は、この高知県の奇跡の製紙会社と言うことです。このような製紙会社は世界的に見ても先ずありません。

日本の紙の歴史や産業構造、高知県の地理的な位置、もちろん資力も大事。そして何よりも兄弟の仕事に対する前向きで真面目な姿勢が、兎屋コレクションカラー紙バンドの元になっていることは疑いありません。断言します。

コレクションカラー紙バンドの「紙」についてのお話はこれで終わりにします。
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兎屋の「コレクションカラー紙バンド」の特徴は以下の通りです。

①兎屋「企画・委託製造・販売」の完全オリジナル商品です。
②強靭な高知県製紙会社の紙(唯一)を使用しています。
③高い加工技術を持つ愛媛県紙工会社(唯一)で製造しています。
④日本伝統色を意識した「渋い色」中心の色展開です。
⑤「編む」に適し、編み直し時の紙バンドヘタレが少ないです。
⑥割く時のストレスが少なく「割き面毛羽立ち」が目立ちません。
⑦この紙バンドのツヤ・ハリは編む時はもちろん、作品の完成度に良い影響を与えます。

是非、兎屋コレクションカラー紙バンドをお試し下さい🐰

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