顔料墨流し原紙 2020

2020年はずっとコロナに痛めつけられていますが、負けないぞ!っという事で、今年は例年よりも倍の8色の顔料墨流し紙バンドを作ります。発売は9月下旬頃ですが、墨流し加工のところまでは来ています。

兎屋が毎年1回(秋)に作っている、顔料墨流し紙バンドは、高知県原紙を使い、高知県で墨流し加工を行っています。

顔料墨流し紙バンドは他ではあまり見ないタイプの手芸用紙バンドですが、兎屋店主が、2002年に兎屋を始めた時から思っている(不規則な連続模様の紙バンド製造)実現の一つの形となっています。

まぁ手間がかかっているので値段も高いので、沢山売れる商品ではありませんが、手間かかりついでに小ロットで動かしていますので、なんとか毎年作れています。これも顔料墨流し紙バンドを楽しんで下さるお客さんのお陰です。


【簡単な8色のご説明 1~2は再販色 3~8は新色】

  1. くろ リクエスト多いので再販 2018年に作ったくろです。定番色で扱いやすい色です。
  2. あい リクエスト多いので再販 2017年に作ったあいです。ジーンズ色のイメージです。
  3. 茶色 顔料墨流し紙バンドではめずらしい素直な茶色です。茶系は色数も多く奥深いですね。
  4. ぶどう 葡萄の色をイメージしました。紫系ですが意外にすっきりとした色だと思います。
  5. 灰色 初めてのグレー系です。さまざまなグレー(灰・鼠)を求める旅は長いです。
  6. レモン 渋い色だけではなく、もちろん明るい色もつくります。
  7. ピンク 以前作っていたマーブルカラーのさくら色をイメージしました。
  8. 藍ねずみ グレー系では人気の青ねずみ色を顔料墨流しで再現しました。

ご説明した色名はあくまで暫定名です。単色カラーの紙バンドもそうなのですが、紙バンドにした時、原紙のイメージ通りに仕上がる色と、イメージががらりと変わる色があるので、命名は紙バンドになってから決めています。

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