2019年版 顔料墨流し紙バンドご案内

2019年(令和1年)秋も、恒例の「顔料墨流し紙バンド」を発売致します。

顔料墨流し紙バンドとは、兎屋オリジナルの高級手芸用紙バンドの事で、いつもの強靭な高知県産原紙を使い、高知県の顔料染め機械を持っている会社さんにお願いして顔料でまだらに染めています。本来は他用途の染め機械なのですが、快く引き受けて頂いています。

そして、染めあがった紙を、これもいつもの愛媛県の紙加工会社さんへ渡し、紙バンドに仕上げているのです。

【顔料墨流し紙バンドの特徴】
  1. 紙の段階で直接顔料染をするので、自然な風合いが出せます。
  2. 顔料染めの為、経年褪色あまりないです。(色落ちしにくい)
  3. 編み具合が気持ち良い。この感覚は編んでわかります。(癖になります)
  4. 紙バンドのデザインが独特で、紙バンドの※ハリもかなりあります。
  5. 工程が多く小ロット生産の為、高価です。
  6. 年1(秋)小ロット生産なので流通量は僅かで作品の差別化が容易です。

※ハリ:紙バンドのハリ(張り)は兎屋コレクションカラー紙バンドもかなりありますが、顔料墨流し紙バンドは、コレクションカラーよりも更にハリと粘りがあります。しかし硬いという事ではありません。この紙バンドのハリと粘りは、作品の仕上がりに良い影響を与えます。