紙バンド手芸材料(紙バンド)の値上げについてご説明とお願いでございます。

昨年初(2018)から強含みで推移していた紙バンド用原紙価格は、昨春にカラー原紙、秋にはクラフト原紙と、夫々値上げが完了されました。その為、紙加工会社の負担が大きくなり、紙バンド加工会社出しの紙バンド価格が値上げになります。
その影響で、兎屋が発注する手芸用「紙バンド」の価格も値上がりする事になり、ついてはお客様に紙バンド商品の値上げをお願いさせて頂かなくてはならなくなりました。大きな値上理由は、ここ数年の中国景気好調による中国向けの古紙やパルプ価格の上昇で、パルプメーカーからの値上げ圧力に、中小製紙会社は抗う事が出来ませんでした。
※ ここに来て中国景気に陰りが出て、中国のパルプ・古紙の輸入量が減少しています。パルプメーカーやパルプ扱い商社、大手古紙問屋、大手製紙会社の動向には引き続き注視したいと考えています。また、工場マシンの燃料代、人件費の高騰等も要因となっており、これらについては企業努力でしのいでいたのが、まかない切れなくなった事も理由の一つとなっています。
兎屋では、値上げに関係する製紙メーカーの原紙を使用する紙バンドについて、4月1日から値上げをさせて頂きたいと思っています。
【値上対象品範囲】
愛媛県産 カラー原紙を使用している静岡県産カラー紙バンド 静岡県産クラフト原紙を使用している静岡県産クラフト紙バンド 静岡県産クラフト原紙を使用している愛媛県産クラフト紙バンド それと、一部取り扱いのある 静岡県産ストライプ紙バンド 因みに、高知県産原紙を使用している「兎屋コレクションカラー紙バンド」「顔料墨流し紙バンド」「極細紙バンド」については、このタイミングでの値上げは御座いません。但し、将来こちらの紙バンドも値上げとなる可能性は大いにありますので、ご了解下さい。