京都駅付近を通過する際に見える五重塔は東寺 (教王護国寺)/真言宗のお寺です。五重塔が見えるとすぐに京都感に浸れます。

その東寺に初めて行ったのは、まだ静岡県富士宮市の製紙会社の社員時代で、大阪方面の加工屋さん達を訪問する際に時間を作って見に行ったのが最初で1990年代の後半頃です。昔の事ですが印象は残っていたし、その後少し調べたりしたので、講堂に収められている仏像群が立体曼荼羅をなっている事はうっすら知っていましたが、もう一度見たいと思い、京都の実家に行く際に寄って見ました。・・・・暑かったぁ・・・・

東寺は京都駅から歩いて12分ぐらいの所にあるのですが、とにかく暑い日だったので、消耗を避ける意味で、京都駅から近鉄大阪線に乗り一つ目の駅「東寺」を利用しました。
とにかく暑い日でこれはこれで京都感を味わいつつ、まずは五重塔へ向かいました。五重塔付近は人もまばらで木陰も多く、暫く佇んだ後に向かったのが、金堂と講堂です。ここを見ないと東寺に来たかいが無いという事で、16年~17年振りの仏像群との出会いでした。薄暗い中に鈍く金色に光る薬師如来や日光・月光菩薩、講堂では大日如来を中心に展開する曼荼羅の世界にしばし見とれていました。今度来るのはいつになるのだろう?と思いながら・・・・・