♯17 ミニカゴリボン 2015

兎屋のホームページではフリー(無料)レシピをいくつか公開しています。その中で兎屋にとって思い出深いレシピがあります。それは#305「ミニカゴリボン」です。これはまだ兎屋が神奈川県藤沢市辻堂でスタートして間もない2003年頃に知り合ったIさんに頂いたものです。Iさんちは兎屋店舗から歩いて数分でした。

兎屋の初心者用定番レシピのミニカゴリボンです。

どうしたら紙バンド手芸を広める事出来るか?→生活して行けるかどうか?と模索していた頃に、初心者向けとして作って頂いたのです。Iさんは普通の主婦の方ですが、手芸全般に造詣が深く特にビーズはプロ級の腕前。そして普通の方と違うのは、教本等にはほとんど頼らず、自分でいろいろ編み出すのです。まだ手芸界の事を知らなかった私には・・・トテモスゴイコト・・・だったのでした。

少ない材料と短い時間で紙バンド手芸の基本を学べます。

とくにミニカゴリボンのリボン部の作り方はIさんが考案されました。・・・・その後2006年夏に神奈川県を去る事になり、高知県へ移住する際には#305ミニカゴリボンを兎屋で使って下さいと快く言って下さったのです。おかげで兎屋の初心者さん用定番レシピとしてありがたく使わせて頂いているのです。たぶん相当な数の方が作られているレシピだと思っています。

あれから9年・・・・実は先月(2015年10月)突然Iさんからメールを頂いたのです。Iさんは紙バンド手芸からは遠ざかっていたようですが、ひょんなことから兎屋を思い出し、検索したら出て来たので懐かしくなってメールを下さったのです。いや~うれしかった!

簡単リボンの結び方は紙バンドならではです。

紙バンドの仕事を始めて、何度も幸運な出会いに助けられて来ましたので、メールが来た時に、「おっ来たか!」と思ったのですが、考えて見ればIさんほど兎屋に古くから関わって下さっていた方はいません。さっそく「是非、沼津の店に来て下さい!辻堂時代と変わりないですよ!」とお誘いしたら、すぐに来て下さいました。そして9年ぶりの再会・・・・・これからも助言等を頂こうとお願いしました。いや~ こんな事もあるのだなぁ・・・・とミニカゴリボンを眺めています。