チャーハンは簡単な料理ですが家で作るのは難しいです。今の家は電磁調理器なのでチャーハンは無理なのです。チャーハンは火力が決め手ですからね。強火に掛けた中華鍋を何度もあおりながら作ったチャーハンはラードの香りも良くおいしい!のです。
で、一口?塩辛いなぁ・・・・・二口?あれっ今度は塩辛くないや・・・・三口?また塩辛いぞ?四口?ご飯がダマになっとるやないか?どうも今回のチャーハンは失敗のようです。そうなると店の内装が気になりはじめ、私のレーダーが動き始めるのです。そういえばチャーハンが出来るの早かったなぁ、中華鍋をあおっている様子が無かったし???、だからかぁ!塩をまいてもまんべんなく絡んでいなかったり、ご飯のダマが残っていたのはあおりが足らなかったのですね。納得です。
で、次にやって来たのがギョーザ、一瞬目を疑いました。これは見た事のないギョーザでした。そういえばこの店の女性店員さんは日本語に癖があったなぁ、と言う事はここは本格的な中華屋さんだったのです。だから本場の水餃子(それでもちょっと変わっていましたけど)が出て来たのです。これはうかつでした。私はあまり水餃子食べないので・・・・
チャーハンの塩辛い所はだんだん増えて来ましたし、水餃子も良くわかりません。相変わらず静かで暗くて寒々しい店内です。先にいらしたお客さんは帰って行きました。店内には私と女性店員さん、それにすだれの向こう側の店主の3人だけです。あぁ来るんじゃなかったぁ・・・
と!お客さん来ました!おじいさんです。あぁよかった?って何やってんだろうオレ。やっと食べ終わり支払いをしていると女性店員さんが言いました「水餃子どうでしたか?」ちょっと誇らしげでした。私は敗北感にまみれていたので、「えぇ えぇ オイシカッタヨ じゃぁ」と出て来ました。
店を出ると明るくて暖かい通路です。人も多いです。目の前にはチェーンの中華屋さんがあります。メニューを見るとチャーハン430円、ギョーザ210円となっています。ここだとチャーハン・ギョーザで640円です。でさっきの店のチャーハン・水餃子の合計は・・・・・・1200円でした。