太秦 広隆寺 2015

京都で2泊、たぶん母が「日曜はどうするん?」と聞いてくると思っていたら案の定「あんた 日曜の予定は?」と来ました。母は80歳、2年前に愛媛県の実家を引き払い京都を実家としたのです。学生時代京都の短大に通っていた母にとって京都は特別な町なのですな。もちろん日曜は母に付き合う事にし、どこへ行こうかと言う事になりました。この数年、高知から静岡への引っ越しや兎屋再復活の為にバタバタしていましたが、母とは時々京都のお寺を巡っていました。2009年に行った千本閻魔堂 )は楽しかったなぁ・・・・・

実家近くの実相院からバスと地下鉄とまたバスと言うルートで太秦の広隆寺に到着です。20年前にオートバイの仲間と来たことがありました。沢山の国宝・重文級の仏像を拝見する事が出来ます。広隆寺と言えば弥勒菩薩(国宝指定第1号)で有名ですが、私は元気な仏像派?なので山門の仁王像や、四天王、十二神将像を見るのが目的でした。母は、「目が悪いけん暗い所は恐いよ・・・」と言いながらも薄暗い霊宝殿(700円)に入って行きました。

広隆寺を終えても物足りない母は「車折神社へ行こう、近いよ」と言い始めました。クルマザキ?知らんなぁ~ しかし母は「近いけん 歩いて行こうや」と言いながらどんどん先に行きます。80歳なのになんと元気な事よ、追い付かんじゃないか!

車折神社は人が多かったです。あちこちに芸能人の名前が書かれている朱色の札?杭状のものが並んでいて、明るい雰囲気です。神社と言いながらも厳かな感じはなかったです。神社自体もこじんまりとしていますが、歴史は古いらしいです。やっと母も帰ろうか?と言い始めたので、明日からの四国出張もある事なので、そうそうに実家へ引き返しました。今度は東寺かな?