富士宮道路で落し物 2014

日曜日、天気に誘われ1国バイパス~新富士~西富士道路~富士宮市大月線バイパス~富士宮道路と走っていました。気温も丁度よく、風もさわやかな日曜午前中。富士宮市の大月線バイパスはちょっと混んでいたけれど、追いかけて来た愛知県方面の旧車会20台ほどのオートバイと一緒に走っていました。そして富士宮バイパスからは車も減り快調に飛ばしていました。

朝霧高原へ向かう富士宮道路の路面状態は(中)くらい。まぁフツーのオートバイや車だと何ともないレベルですが、57式の場合はF:スプリンガー R:リジット で、しかもスプリンガーが硬く(兎のように)ぴょんぴょん跳ねます。しかし気持ちがいいので旧車会さん達に混ざって走っていたら・・・・上井出ICでふと見るとチェンジレバーがおかしな位置にあるのです?アレレレレ・・・(このあたりの反応がトラブルに対する妙な慣れと余裕を表しています)

かなりなスピードでしたが惰性と側道をうまく利用し停止、エンジンは快調に動いたままだけどギアはトップに入ったまま。(あ~ぁ もったいないなぁ)と思いながらスイッチを切り、ICの下り出口まで57式を移動させました。
チェンジレバーとタンクを繋ぐ位置にある支点のボルトが飛んで行ったのだから、何か突っ込めばいいかな?と工具セットなどをかき回して見ましたが良い金具が見当たらないので試しにU海君に電話して見ました。すると「あぁそのボルトありますよ、すぐに持って行ってあげますよ」と言う事で待つこと20分、ナックルヘッドに乗ってニコニコU海君の登場となったのです。まぁ普通は持っていない部品だけれど富士宮の人達ってなんだか持ってんだよねぇ~アリガタヤ・アリガタヤ・・・

因みにこの富士宮道路で部品を落っことしたのは今回で2回目。今から16年ぐらい前(富士宮市在住時代)やはり57式でいい感じで走っていた時、急に左足のブーツの内側に向かってシュ・シュ・シュ・と規則正しく風を感じました。

アレ~~~~なんじゃぁ~~~(この時はびっくりした)で下を見ると、クランクケースのタイミングを見る穴をふさぐボルトが無いのです。(あ~ぁ 終わったぁ~)と思い、悲しく側道を走りながら減速し道の横に停止しました。でもその時は違っていたのです。(絶対にボルト見つけてやる!!!)

自動車専用道路の富士宮道路で飛ばしてしまった小さなボルト。しかも抜けてからしばらく走っています。でもその時はボルトを見つけなければ帰れない!と思って必死だったのです。・・・・(この辺りは笑いながら読んでください私のネタですから。でも事実なんです)・・・・で、オートバイを後に側道を数百メートルほど歩いて戻りました。そして大体この辺りだろうと思うところで立ち止まり、さてどうしようか? ! そうなんです!ひらめきました。

その日は天気の良い休日の午前、太陽は前からあたっています。と言う事は道に顔をくっつけて太陽の反射を使えばメッキのボルトは簡単に見つかるかも!と思ったのです。結果はビンゴ!でした。道路の真ん中に落っこちているボルトが光って見えたのです。・・・・とこんな笑い話みたいな事が起きるのが57式と言う事です。