年配の方とお話しする時、出来るだけ昔の事を聞くように心懸けています。お聞きする時は相手さんの年代を調べ、その方の若い頃の事件や戦争の事がぴったり合致するように誘って見るのです。歴史好きなので歴史に関する本はよく読みますが、生の歴史の話は興味大いにありなのです。
20代の頃浅草のK紙店へ通っていた時はそこの会長さんに「・・・・関東大震災の時はどんなでした?」と質問させて貰い、生の大震災の話を聞かせて貰いました。会長さんは丁稚で紙屋さんに入り、大八車で紙を運んでいたそうで、川の多い東京の下町は橋が多く、橋の下を船が通りやすいように中央が高くなっているので大八車を引っ張ったり押したりが大変だったそうです。で、震災の時は「・・・・上野公園に避難した」とおっしゃっていました。
そういえば友達の奥さんのお父さん(生まれも育ちも川崎市川崎区)にお会いした時も関東大震災の話をして貰いました。その時は「一週間まえに芦ノ湖が濁ったよ・・・」でした。実際にその時を体験している方の話は、とても心に残ります。と言う事で・・・・・・・明日はちょっと驚いた話を書きます。