チュー華屋 2014

しょぼい話です・・・・

この間の土曜日、用事で都内に出ました。昼過ぎに用事を済ませさてお昼ご飯を食べようと徒歩8分先の駅に向かっていました。時間は13時半頃、時間的には遅めと言う事でお腹もすいていました。で、ガッツリとレバニラ定食を食べたいなぁと思っていたら住宅街に小さな中華屋さんが見えました。小さいながらも掃除の行き届いた昔風のイイ感じの店です。おいしい醤油ラーメンなど出て来そうです。でも今日の昼飯はガッツリ=レバニラ炒め定食!となっていたので、その店はパス。店外のメニューにレバニラ定食がありませんでした。

まぁいいや。駅近くの商店街に行けば普通に中華屋さんはあるに決まっています。タカをくくっていました。で、駅に続くバス通りを歩いていた時、目の端に・・・・台湾料理・・・という看板が入って来ました。(ほらっ あるじゃん この店に決めよう)とドアに手を掛けました。その時一瞬思ったのです(うん?この店大丈夫?)しかしそのまま店に入りました。店内は暗く、寒々しています。閉店かな?と思っていたら店の奥から60歳ぐらいのオッチャンが出て来ました。

私「やってるの?昼飯終わり?」

おっちゃん「やってますよ、さぁどうぞどうぞ」(笑顔)

と愛想よく私を1番テーブルに座らせました。
座ってレバニラ定食を待ちます。寒くて暗い店内にはおっちゃんと私だけです。待つ間は店内観察に入ります。油っぽい店ですし掃除も出来ていません。天井がやけに低く厨房の方は天井がなくダクトがむき出しです。これはまずい店に入ったなぁ・・・・・壁には手書きのメニューが貼ってあります。と下を向くとテーブルにはラー油のこぼれたのがそのままです。あぁ机拭かないんだぁ・・・・早速隣の2番テーブルからティッシュペーパーの箱を持って来てその辺りを拭きまくりました。
暫くしてレバニラ定食が出て来ました。

おっちゃんが「モヤシ切れて代わりに○▲×□●・・・」私 「別にいいよ」おっちゃん「昼にお客さん沢山来ちゃって・・・」 あぁモヤシ無しのレバニラかぁと思って食べて見るとまぁまぁ普通の味です。(あぁ良かった)でも卵スープについている蓮華にはなにやら付着しているぞ。ちょっと気持ち悪いなぁ~ こんな時私は(戦地の兵隊さんの事を思えば贅沢な事だ)と自分に言い聞かせる事にしています。

想像していたのとはかなり違う昼飯スタイルです。もっときれいな(普通でOK)お店でちゃんとした(普通の)ニラレバ定食食べたかったなぁ・・・・とか、早く食べて店を出よう・・・・などと思いながら食べていました。お盆にはサービスなのでしょうか、ハート型の小皿に杏仁豆腐とスプーンが添えてあります。(あれ食べたくないなぁ)店内には私とおっちゃんだけです。おっちゃんは厨房から出て3番テーブルあたりで作業しています。この店暗いので奥の方は見えません。何とも言えないお店です。活気は全然ないしね。

と・・・・・・誰もいない厨房の方で人の気配がしました。見ると目隠しの向こうに頭だけ見えます。茶髪です。なんだぁほかにも店員いるんじゃん・・・・うん? 頭の上だけが左から右へ移動しています。?????

チュー太でした。ええっ!食堂にチュー太ですかぁ? 反則だろう。それからいろいろ考えました。この食事大丈夫?いや絶対にチュー太が歩いているからヤバイぞ!でも温めてあるからOKかな?あぁ~嫌だなぁ・・・・・それにしても妙な店です。結局杏仁豆腐は食べませんでした。代金支払いの時、オッチャンに手でチュー太の大きさを示しながら言いました。

私「おおきな●●●がいたぜぇ」おっちゃん「○▲□×○■▽・・・・」 とんだチュー華屋でした。しょぼい話です。