築地4丁目交差点にひっそりと 2014

昨日に続いての築地ネタ 。あまり縁のない築地本願寺に横断歩道を渡りながら近づいて行きました。古代インド様式の尖塔が遠くから見えますし、とにかく敷地が広い・・・・で横断歩道を渡り寺の方に行くといわくあり気な塔が二つ敷地の端に建っています。ピンと来たので正面の門を入り右側道路沿いに向かいました。(やっぱり・・・)近づいて観察することにしました。

右側の石塔には「後備第弌師団記念碑」と刻まれています。って「弌」って2の事?

しかし2だと弐だし、でもこれは「弌」だしねっ?て調べて見たら、古い漢字では1,2,3をそれぞれ「弌」「弍」「弎」で表していたのだそうです。そして左側の青銅製の塔もやはり古い書体(篆書体かな?)を使い漢語で書いています。なんとなく雰囲気はわかるけれど、私には読めないのがもどかしい。石の方は日露戦争に従軍した「後備第一師団」の記念碑で、青銅の方はさらに10年古い日清戦争の時の凱旋塔のようです。ネットでいろいろ検索して見たところ、石の方(日露役)の事にはわずかに触れられていますが、青銅の方(日清役)の方は全くかすりません。

いろいろ言葉を掛けて検索して見たけれど・・・・・ほぼ同じ場所で目立つのに、しかも築地本願寺の境内にあって、明治期の日本では大変な戦争だった日清・日露に関する記念の塔の説明が・・・・ない・・・・。中央区も今更しないんだなぁ・・・・。