日本列島の西の方には馴染みは無いでしょうが、私「ほうとう」大好きなんです。・・・・ホウトウ・・・・?知らない方は早速、検索、検索、試に画像検索で調べるとおいしそうな鍋の写真がずらりと出て来ます。そのおいしそうな料理が「ほうとう」なんですよ・・・・と特に西の方に知っていただきたかったのです。

見た目は「うどん」系の食べ物ですが、煮込んでも大丈夫、ほうとうはしっかりとした麺です。
そして「ほうとう」の特徴はかぼちゃを沢山入れる事にあります。冬の夜、煮込んで柔らくなった、ついでに汁も黄色くなって来たぐらいでアツアツのホウトウを頂くとき、あぁ山梨県の近くに引っ越して来てよかったなぁ~と思うのです。野菜も沢山入れるので体にもエィですし。
えっ何々?山梨県?
そうなんです、この「ほうとう」は山梨県の郷土料理で、富士山の北にある河口湖周辺にはおいしい「ホウトウ」屋さんがありますし、何より山梨県では普通に食べられてる定番料理です。
私が初めて「ほうとう」という単語を聞いたのは20代の頃で、山梨県出身のA君でした。彼曰く「山梨ではおほうとうと言うんだぜ」との事で、おをつける事で大事にされてきた料理文化なんだなぁと思ったものでした。なので私も出来るだけ「おほうとう」と言うようにしています。愛媛県出身ですけどね。

ここ富士市(静岡県東部)は山梨県から大月線(国道139)や身延道(国道52)を通ってすぐです。其のため山梨県の産物が入って来やすく「ほうとう」の入手も楽です。この状況は以前住んでいた富士宮時代(1993~2001)でも同じで、冬になると度々「ほうとう」を頂いていました。
しかしその後「兎屋」開業の為に神奈川県茅ケ崎市へ移り、高知県黒潮町時代(2008~2013)では「ほうとう」とは縁遠い食生活をしていたので、12年振りに静岡県へ戻るり普通にスーパーに並んでいる「ホウトウ」を見てうれしく思ったものでした。おほうとう・・・えぇ響きやなぁ~