別れ 2009

3月6日お別れ会がありました。
それは長男が入部している「幡多農馬術部」をこの春卒業する3年生を送る会で、先生、生徒、父兄、関係者で行われました。先生はもちろん、父兄や関係者さん達は見知った顔ぶれ、今回時に幡多農馬術部創設に尽力された前々校長先生も高知市から駆け付けて下さいり、会は終始和やかでした。しかしいつもの会(忘年会や懇親会)等とは違い、今日をけじめとして3年生達とはお別れです。一時は馬術部の存続が危ぶまれる事態という部としては最悪の環境から昨年(2008年:第42回全日本高等学校馬術競技大会)団体戦優勝という快挙を成し遂げた先生や生徒達にとってはとても内容の濃い高校生活だったと思うとうらやましも有りますが、それらはすべて日々の精進の上に成り立って来たと思うと、先生や生徒達のがんばりに心からエールを送っていました。

会の終了間近、皆が見守る中で先生、卒業生、在校生の送る言葉のやり取りが行われました。恥ずかしそうにお礼の言葉を述べる在校生と卒業生のお別れの言葉、そしてK先生の言葉に感動しました。中でもT先輩(唯一の男先輩としてヤンチャな2年男子を引っ張ってくれました。)はゆっくり思い出しながら一人一人の在校生に言葉を掛けて居て、途中で感極まってしまいました。それを見て居て逆に私が何か頑張らなければと、力を貰っている気持ちになりました。お互いに言葉を掛け合う先生や生徒達の言葉に「うそ」は無く。そこに在るのは「本当の気持ち」だけだと思った時、彼らにはこれから絶対にやって来る新しい波を乗り越える力が既に備わっている事を知りました。