2008年に「再生紙に定義無し」がうっすら決まって1年経ちました。業界団体の製紙連に加入している大手製紙メーカーは環境アピールをしていますが、「再生紙」の定義付けが出来なくて・・・・どうなの?
例えば、再生紙100%使用・・・に古紙は何%入っている?です。

「再生紙」と言う文字を時々皆さんは目にするでしょうし、変には思わないでしょう。なぜなら「再生紙」という言葉がその紙の性質をよく表わしているし、表わしたい場合(笑)にも便利だからです。
私も「再生紙」という呼び名は良い言葉だと思います。日本製紙連合会も本当は「再生紙」の定義付けをすべきでしたし、良心ある会員はしたかったと思いますが、結局出来なかったのです。
まぁ「バージンパルプに1%古紙を入れても再生紙です」なんて事が決まりかけていた事自体話にならず、決定の際に良識ある人達が抵抗した結果が今です。(この件は日本製紙連合会のホームページ内にある、古紙配合率問題検討委員会の所の再生紙の表示方法についてをご覧になるといいでしょう。PDFで公開 されています)
製紙会社から原紙を仕入れた「紙製品を販売する会社」が「再生紙を使用しています」とか「古紙から作られています」と言う言葉を使って紙製品を商売する場合、紙に何%の古紙パルプが入っているかを提示して下さい。ただし日本製紙連合会としては推奨の立場です、と言う事です。

さて兎屋の場合はどうか?兎屋商品は紙製の手芸用紙バンドです。なぜかこの紙バンドはエコロジー製品と言う雰囲気が一般的です。おかしいです?
兎屋で販売するカラー紙バンドはエコロジー的ではありません。どうやら紙バンドのうち、クラフトとシロには古紙パルプが配合されている事が起因しているようです。
紙バンドのクラフトとシロは静岡県富士市の製紙会社で作られていて、兎屋紙バンドも「くらふと」はその会社の紙を使っていますので、何%かは古紙パルプが入っている物と思っていますが、カラー紙バンドについては、当初から古紙パルプ使用が事情により出来なかったのです。
まぁ富士市の製紙会社が作るクラフト原紙には古紙が何%か入っているようですが、配合率は不明です。不明でも問題ないのですから・・・
でも、手芸用紙バンドを販売する際に再生紙を謳う場合は、古紙の配合率を併記するのが誠意だと考えます。
因みに紙バンド用のカラー原紙を抄く四国の小規模製紙会社は事情により、古紙は使えません。そして日本製紙連合会の会員でもありません。