再生有無と配合率の両方併記 2009

2008年に「再生紙に定義無し」がうっすら決まって1年経ちました。業界団体の製紙連に加入している大手製紙メーカーは環境アピールをしていますが、「再生紙」の定義付けが出来なくて・・・・どうなの?

紙バンドでも古紙が混入されている製品はあります。これはインクカスです。因みに兎屋は「再生紙」と言う言葉を利用しません。

「再生紙」と言う文字を時々皆さんは目にするでしょうし、変には思わないでしょう。なぜなら「再生紙」という言葉がその紙の性質をよく表わしているし、表わしたい場合(笑)にも便利だからです。

私も「再生紙」という呼び名は良い言葉だと思います。日本製紙連合会も本当は「再生紙」の定義付けをすべきでしたし、良心ある会員はしたかったと思いますが、結局出来なかったのです。

まぁ「バージンパルプに1%古紙を入れても再生紙です」なんて事が決まりかけていた事自体話にならず、決定の際に良識ある人達が抵抗した結果が今です。(この件は日本製紙連合会のホームページ内にある、古紙配合率問題検討委員会の所の再生紙の表示方法についてをご覧になるといいでしょう。PDFで公開 されています)

古紙溶解の時にラミネートとインクが紙から離されて行きますが、どうしても一部残って紙になります。これこそ古紙使用の証拠です。

さて兎屋の場合はどうか?兎屋商品は紙製の手芸用紙バンドです。なぜかこの紙バンドはエコロジー製品と言う雰囲気が一般的です。おかしいです?

兎屋で販売するカラー紙バンドはエコロジー的ではありません。どうやら紙バンドのうち、クラフトとシロには古紙パルプが配合されている事が起因しているようです。

紙バンドのクラフトとシロは静岡県富士市の製紙会社で作られていて、兎屋紙バンドも「くらふと」はその会社の紙を使っていますので、何%かは古紙パルプが入っている物と思っていますが、カラー紙バンドについては、当初から古紙パルプ使用が事情により出来なかったのです。

まぁ富士市の製紙会社が作るクラフト原紙には古紙が何%か入っているようですが、配合率は不明です。不明でも問題ないのですから・・・

因みに紙バンド用のカラー原紙を抄く四国の小規模製紙会社は事情により、古紙は使えません。そして日本製紙連合会の会員でもありません。