土佐の絵金 EKIN 2008

昨日の(ニコニコ)ディズニーネタから一転して・・・
今日のブログ日記は「絵金:えきん」です。全然世界も雰囲気も違います。こうも違うか!と自分でも可笑しくなるくらい、煩悩のミッキーさんと、土佐の「絵金」さんは全く別物で正反対!「絵金」は異端なのです。

昨晩のNHKハイビジョン特集で「絵金伝説~幕末土佐を生きた闇の絵師~」をやっていて、いつかブログに書こうと考えていたので、良い機会だと思い書く事にしました。
幕末土佐の絵師「絵金」の事を知ったのは、今から35~6年前の昭和47~8年(1974~75年頃)で、中学1年か2年生(13~14歳)の時に棚の引き出しを何気なく探っていて出て来た本に「絵金」と書かれていたのが出会いです。

「絵金」の絵を見た時は衝撃と共に、何故こんなに残酷で奇妙な絵を描くのだろう?と思っていましたが、絵の所々に残酷な場面とは全く関係無いかの様に描かれている背景のおどけた人物などを見ていると、ただ残酷だけではない、でも素直に笑えないというか?不思議な感覚を覚えた物です。しかもそのような「絵金」という昔の画家の事を、この本が違った価値観で評価してると言う事に、社会の深さを中学生なりに分かったような気がしたものです。

でもそのような事を14歳頃の自分ではとても説明出来ません。ただ、歴史や美術で学ぶ江戸期の北斎や広重が教科書に登場するのに対し、勉強嫌いで落ちこぼれの中学生だった私には大勢の人は知らないだろう「絵金」の事を、「絵金」という覚えやすい名前を知っているだけで誇らしく思っていました。でも友達などには話した事はありませんでしたけどね。

高知県香南市赤岡町には、おもしろい趣向で「絵金」の絵を見せる「絵金蔵」という施設がありますよ。