先月(4月26日)高知県幡多郡三原村で「上げ馬神事」が行われました。この行事は久しく途絶えていたのを、数年前地元三原村の方々がご尽力されて復活したものです。「上げ馬」なので当然「馬」の出番なわけで、行事の馬の部分を仰せつかっているのが、幡多農業高校馬術部であります。去年長男が入部し一番最初の行事がこの行事で、1957式に乗って見に行った事を思い出します。まだ入部したての長男達1年生は専ら馬と先輩のお世話係 でしたが、今年はスカッと走ったようです。ようです・・・・とは?その日は関西出張と重なり見物に行けなかったのです。なので、写真だけ見て雰囲気味わっています。


1年前は全くの素人だった1年生達も次々走って行きます。この1年の間、何回も馬術競技を見て来た私には、馬に乗って走るという事が危険なものだとわかっています。だから毎日の馬の世話と、厳しい練習が有るのですが、その辛い日課を休みなく続けてこそ、このハレの日が有るのだと思って写真を眺めています。高知県唯一の高校馬術部はとても厳しい運営を強いられています。その為こうやってお祭りに呼んで頂くからには精いっぱい協力をさせて頂くのだと顧問のK先生もおっしゃっていますし、
そう言う雰囲気を感じて部員達も真剣です。じつはこの数日後お隣四万十市で開催の藤祭り にも幡多農馬術部はお手伝いに出ています。時代行列の馬の所を仰せつかっているという事ですが、長男に聞くと今年は「バイキンマンになる」との事でした。休みだろうがゴールデンウィークだろうが、馬術部の為にやるのだと本人は言っています。


バイキンマン? 今年の藤祭りの馬の所は先輩や女子部員&新入部員が担当し、下品な2年男子はキグルミに入って市民の皆様にサービスだったそうです。1日中キグルミに入り、散々な目に合って来たようですが、これも幡多農業高校馬術部の応援をよろしくお願い致します!という宣伝活動の一環だそうです。顧問のK先生以下、部員一丸となって高知県立の名のもとに活動しているという事です。
昨年のブログ記事「幡多農業高校馬術部 2007」