久しぶりタンデム 2007

春位までは長男を乗せてタンデムツーリングをしていましたが、夏になり暑いのと、秋になって風邪を引いてしまっていたので、「オートバイにのせろ~」と言うのを断っていました。でも、毎日朝早くから、夜まで馬術部で頑張っているので、この連休は乗せてやろうと天気予報を見ていて、連休最終日の昨日が一番暖かになると言うので、前日から約束をしていました。親子でタンデムするのは親としてはうれしいのですが、高校一年生の男子がうれしいはずはないと思うので、本人に「おまえ、おとうさんと一緒にオートバイに乗って面白いの?普通は嫌じゃないのか?」と聞くと「オートバイは別だ」との返事が返って来ました。オートバイ好きの私としてはうれしい返事ですが、どうやら早く免許を取って一人で走りたいのが本音らしく、まぁそういう風に考えるのが普通だよなぁと思ってもいます。

家に入る前に急な坂がある為、フレームが地面に擦る恐れが有り、自宅へ持ってくるのは控えていましたが、今日は試しに走って家の前まで1957式を持って来ました。なんとか擦らずに済みました。

1957式は事務所に置いているので、午後からのタンデムツーリングに備え事務所まで取りに行くのですが、ウォーキングに目覚めた私としては取りに行くのも当然歩いて行きます。昨日は高知県知事選挙の投票日だったので、途中集会所に寄って投票を済ませ天気の良いポカポカの田舎道を事務所へ向かいました。

乗せて貰いたがりの長男に対し、絶対乗らない派の次男は、いつもニコニコ見送りです。

キックをする際におとといの登山での筋肉痛が有りちょっと痛かったのですが、エンジンも数回のキックで掛り、調子も良いようです。暖気運転を兼ねて、近くの道の駅(ビオス大方)に行くと、珍しく古いハーレーが停まっていました。私の1957式よりもっと古い1947年以前の通称ナックルというエンジンヘッド形式のハーレーで、オーナーの方と立ち話をして見ました。高知市から仲間の方達とツーリングの途中で、いまから柏島まで行くとの事でした。

馬術部の練習から急いで帰って来ると、そのままの格好で出発しました。後ろに乗ってるだけで気持ちがいいそうです。

一度家に帰り昼飯を食べながら待っていると1時半頃に長男から「今終わった!どこへ行けばいい?」と言う電話が入り、家内が「あせらなくてもいいよ、家で待ってるから」という返事をしていました。それから30分ほどして帰って来た長男は、飯をかき込むと帰って来たそのままの格好で行こうとします。午後から曇り空になり少し寒くなったので、「皮ジャン貸してやるから着ろ」と言っても、「大丈夫」といって私をせかすので、すぐにタンデムツーリングに出発しました。

こんな場合乗るのが目的なので、特に目的地が有る訳ではありません。何となく宿毛市方面へ走って行きました。連休最終日の午後は車の量も少なく、40分で宿毛の道の駅に到着し、しばらく休んだ後そのまま帰って来ました。味もそっけもないタンデムツーリングでしたが、本人としては満足だったらしく、「暫くは乗せてくれって言わないよ」と言ってました。さて、ツーリングンで冷えた体を温めたかったので、夕方家族で近所の温泉に行き連休を終えました。長男が馬術部に入り毎日の練習が続く為、休みに家族で出かける事は無くなりました。しかしちょっとした時間を使って近くの温泉に行くだけでも満足の一日でした。