高知へ移住した時から山へ登ろうと思っていて去年一度近所の山を登りました。その後なかなかタイミングが合わず、夏からは山登りより道歩きにはまってしまい、キツイ登山からはさらに遠ざかっていました。しかし、目を付けていた山は有り、今日家内と、次男の三人で行って参りました。目的地は「篠山:ささやま」足摺宇和海国立公園の篠山という所です。宿毛市から津島に向かう県道から分岐を10kmほど行くと登山に便利な駐車場で、そこから山に入ります。

第一駐車場に車を置き山に入ったのが10時30分、約1時間で山頂に到着です。ずっと階段の整備道でしたが、坂がきつかったです。

7合目に廃寺有り、ここまで来るのに45分。予想はもっと楽な山だと思っていたので余計疲れました。この辺りは杉、桧ばかりの山林でした。

観世音寺廃寺跡:人皇31代用明天皇と言う時代の感覚がつかめません。弘法大師こと空海さんの大同年間が新しく思えます。どうやら修験道の場所だったようです。

廃寺(観世音寺)付近の桧は大木で、手のひらでさすって見たり、抱きついてじっとしてみたりして、木の力を頂きました。癒されますよ。それにしても山深く人気なし。

山頂の篠山神社には、(このはなのさくやひめのみこと)ほか三神をお祭りして居るそうです。他の神様の漢字の読み方がわかりませんでした。

三連休の中日、天気は晴れのはずだったのですが、あいにくの曇り空で、霧が出て来ました。これは伊予国~土佐国の境を表す石柱。

神社裏の空き地には見晴らしの良い岬が有り、そこから何回も「ヤッホー」を叫びました。遠くに宇和島湾に浮かぶ九島が見えました。

登山の弁当は出来るだけ質素におにぎり主体で準備しました。こういう時こそ米と海苔のおいしさが際立ちます。当然「うまい!」