私の好物、それは蓬莱の豚まんです。「551蓬莱のホームページ」

豚まん(関東では、肉まんと呼ぶのが一般的でしょう)との出会いは、小学生の頃、親父が朝飯&おやつ用に冷凍の豚まんやあんまんを大量に買って来たのが始まりでした。初めは食べ慣れた小豆餡のまんじゅうを食べていましたが、豚まんを食べてこんなにおいしいものがあるのか・・・・と、その日から豚まんファンになりました。
今でこそコンビニに行けば季節を問わず、アツアツの豚まんを食べる事が出来ますが、子供の頃住んでいた町にはそんな気の利いた店はなく、出始めた冷凍食品の豚まんを食べるか、ちゃんとした中華料理屋で頼むか(ただしそんな所に売っている事すら、田舎の小学生にはわかる由もなかったのですけどね)しか方法は無かったと思います。そんな記憶が豚まんを食べる度によみがえって来ます。
一方、この551蓬莱の豚まんは26才頃の大阪で知りました。誰かに貰ったのか定かではありませんが、そのおいしさは子供の頃に食べた冷凍豚まんとダブって、これが豚まんの基本味と言う事で頭の中にインプットされました。神戸や横浜のちゃんとした中華街の豚まんは大きくて、具も豪華で、豚まんというより、歩きながら食べる事の出来る中華料理ですが、551蓬莱のはもっと庶民的というか、ほんのり甘くて私好みでもあります。それに何と言っても安い!味だけではこうは行きません。安くてうまい!これが関西一円いたる所に551蓬莱の店が有る所以です。休日の夕方、難波、梅田と言った関西私鉄のターミナル駅を出発する電車のあちこちに、551蓬莱の紙袋を持った人を見る事が出来ます。これは関西の風景です。
サラリーマン時代の大阪方面出張のお土産は、蓬莱の豚まんか赤福(残念)と決めていました。そんな蓬莱の豚まんは朝食にぴったりで、朝から食欲旺盛な私は勿論、朝飯の苦手な(←なんというぜいたくな言葉だ!)子供達も豚まんの朝食ならおいしそうに食べます。ただし欠点は関西方面でしか買えないと言う事、通信販売ならどこででも買えますが、余分に送料払うのもシャクなので、今では時々お取り寄せする贅沢な豚まんとなっています。
で、今日来ました。家内がたまには食べようと頼んでくれたのです。事務所の人たちにもお分けし、明日の朝食は豚まんです。特に551蓬莱の宣伝をしているわけではありません。久しぶりに通販で買ったのでうれしくて日記にして見ました。因みに蓬莱のギョーザも旨もうおまっせ