
この間出張で富山に行った時、お客さんの実家で柿を栽培していると言う話になりました。そこで柿好きの家内にと思い「一箱売って下さい」とお願いした所、「売る程有りますから差し上げますよ」と言うなんだか納得してしまう理由で送られて来たのがコレッ!箱を開けると四角い柿がヘタを下に向けてド~~~ンと出て来ました。圧巻です。
例年この時期は山形のラ・フランスをお取り寄せと言うのがパターンなのですが、今年はこれ!柿です。しかもこの柿「さわし柿」と言うそうで、渋柿に焼酎で渋抜きした物で、さっそく事務所の方にもお分けし、その場で頂きました。もちろん甘柿もおいしいのですが、この柿、予想していた味とは違い、果実の旨みと言うか、ほんのり甘くて上品な味です。
富山県は一般に地味なイメージの県で、どうやら富山県人の方はそれを自覚しているようです。しかし私は今回を含め、すでに4回ほど赴いていますが、(魚津市3回、富山市1回)そのおかげで、おいしいものが県外に知られず残っているように思いました。海産物は有名ですが、みなさん魚津のリンゴはご存じないでしょう?リンゴと言えば青森県か長野県と相場は決まっていますが、魚津のリンゴもおいしいのですよ。でも生産量が少なくほとんど県内消費で終わっているようですけどね。
今回の柿も頂いた後でいろいろネットで調べて見ましたが、あまり脚光は浴びていないようですね。こんなおいしいものをもったいないのぅ・・・・・。