セイタカアワダチソウ 2007

8月お盆頃に始めたウォーキングは猛暑の中で、麦わら帽子の涼しさと冷たい水のありがたさを感じながらです。この暑さでこれくらい歩けるのだったら、涼しい秋ならもっと距離を長くしても大丈夫だと思っていました。実際、涼しくなるに従って楽になったのですが、30分ぐらい歩くと汗が冷たくまとわり付くので、風邪をひきそうになります。夏なら汗をかいても歩くスピードで蒸発し涼しくなるのですが、秋の涼しさは体調に影響しそうです。まぁこれもウォーキングを初めてから知った事です。

そう言えばウォーキングで旅をしている人の本を読んでいて、発汗性が良くて保温性が高い衣類の事を絶賛していましたが、なるほどこういう事だったんですね。という事でこの土日も休まず歩いていました。昨日は四万十市まで、そして今日は・・・・・。実は午前中1度家を出たのですが、雨が降って来たのと思ったより低温だったので、たった10mで引き返していました。なので、午後から仕切り直しという事でまた歩いて見ました。

折角の休日なので、いつもとは違ったルートを歩きたいと思い、まず小学校まで車で行き、学校の脇の空き地に駐車し、川沿いに下って行く事にしました。で、土手道路に入ると一面セイタカアワダチソウが咲き乱れています。出張に出かける前は彼岸花が沢山咲いていた所に、いかにもアメリカ大陸からやって来たぞ!見たいな勢いです。

外来種のセイタカアワダチソウの事は、私が中学生の頃に親父から聞いて知っていました。当時は外国から来て日本固有の草花を駆逐する悪い植物みたいな扱われ方をされていて、私も近所の空き地にはびこり始めたセイタカアワダチソウを、棒で叩いたり、引っこ抜いたりして愛国精神を発揮していましたが、そんな抵抗は無駄であったのでしょう。今では日本中どこへ行ってもセイタカアワダチソウだらけとなっています。

で、今日のセイタカアワダチソウですが、実に鮮やかな黄色でした。雨が降ったりやんだりで空気が澄んでいた事と、咲き始めの勢いがある時期だったのでしょうね。今まであまり良い印象のない植物が、なぜかきれいに思われました。実際はやはり日本固有種の植物を駆逐しているのでしょうが、これも経済活動や世の中の動きに重ねてみれば、保護するは保護しながらも、ある程度は受け入れるというか、流されるというか?いつまでも嫌っていては、前に進まない何かと同じかな?と感じてしまいました。・・・でも、この植物の綿毛の種は気管支などにはよろしくないという説もあるようで?一体どうなんでしょうかね? 今日は?が多いウォーキングでした。