バイブズ 珠洲 2007

2007年9月30日からの出張も10月5日で終了、また静岡県富士宮市に戻り57式を車に積んで富山県へ向かいます。どうせ時間は有るのだからと、なつかしい国道52号線を身延町経由で山梨県韮崎市へ向って走り出したのが夕方。西の南アルプスと東の富士外輪山塊の間を流れる富士川に沿って走る52号線は・・・・・暗い道です。しかも雨が降り始め尚更滅入ってしまう所に、さびれた商店街が所どころにあるものだから、気分はどんどん落ち込んで行き、あぁ~このままの状態で信州を抜けて、富山県まで走るのかと思うと、なんだか力が抜けて来ました。

小渕沢ICから中央道に乗ると幾分気分は持ち直しましたが、当初考えていた、豊科ICで降りて国道147号線で糸魚川まで走ろうと考えていた策は、豊科の手前あたりで霧が大発生しているのを見て却下。そのまま長野道で行く事に決めました。途中幾度かPAで仮眠をし、とりあえず向かった先は魚津市、一緒にバイブズへ行こうと思っていた方の都合が悪くなり、1日延期となったので知り合いの住む魚津市で一泊する事になりました。

突然押し掛けたにも関わらず、魚津市の友達夫婦は大歓迎して、お寿司屋に連れて行ってくれたり、温泉へ誘ってくれたりで、ありがたい限りです。そこの家では早めに就寝し、翌日は気分一新バイブズへ向かう為、中継地?の富山市へ向かいました。今回は東京出張と、静岡での用事が重なっていたので、いつもならバイブズミーティングは別個にプライベートとして参加するのですが、同じ時期に2度も高知県から出かけるのも無駄なので、無理矢理スケジュールをくっ付け、1957年式を車に積んでやって来たのでした。

富山市の知り合いの方の店の前に行くとすでに出発の準備は整っていて、早速車部隊と一緒に能登半島の先にある蛸島の会場へ向かいました。天気は最高で、道も最高。海沿いの道からは富山湾を眺める事が出来ますし、新しく開通したらしい山の道は、ほとんど2車線の広い道です。ちょうどバイブズミーティング中日という事で、帰る人、行く人とそこらじゅうハーレーだらけです。

さすがに山の中の一軒の●ークルKに300台ほどのハーレーダビットソンが駐車しているのを見た時は、「スゲーッ」と思いました。いつもなら静かな能登半島の集落に、こんなに大量のハーレーダビットソンが集まる事は、今までにはなかった事でしょうし今後もきっとないでしょう。毎回参加して会場所せましと並んでいるハーレーを見て思う事は、一度アメリカ政府の役人に、この光景を見て貰いたい、そうすれば日米貿易摩擦なんてどこかに飛んで行くだろうに・・・・と、(1台○○○万円として、5000台だから・・・・!ゲッ こんなにするの~~~)とビールを飲みながら計算しています。

さて、来年はどこで開催されるのかな?私の予想は、過去開催の少ない九州ですが、関東周辺という噂も流れているようです。まぁどちらにしても参加はしますけどね。

椿事:バーベキューをし、気分転換にショップ周りをしてまたテントに戻った時、今まで手にしていたデジタルカメラが無いのに気がつきました。エ~~~~ヤダナァ・・・・という事で、半分あきらめつつもショップエリアに戻ってうろうろしていた所、香川県の知り合いとばったり遭遇しました。何となく予想はしていたのですが、もしカメラが無くなっていなかったら会う事もなかったと思うと、不思議な縁を感じました。またの再会を約し別れましたが、本当にうれしい再開でした。しかもカメラは車の座席の下から出て来たし。