足摺宇和海国立公園 鹿島 2007

連休最後の日、長男が暇になっていたので久しぶりに遊びに行く事にしました。本当は家族4人で出かける積りでしたが、次男は友達と遊びたいと言うので、私と家内と長男の3人で出かけました。

行先は足摺宇和海国立公園です。以前から家族を水中展望船に乗せてやりたいと思っていたので、今日がチャンスと言う事で向かったのです。場所は愛媛県愛南町で、旧西海村の船越という所から船が出ていて、鹿島という猿と鹿が仲良く暮らしている島の周辺の磯場を遊覧するという物です。

今回は鹿島には上陸しませんが、私が小学生の頃2回遊びに行った事が有り、どちらも楽しい思い出です

船内に入ると水線下に窓が設置していて、座って水中を眺める事が出来るようになっています。連休最終日でしたがお客は全部で8人でした。

昔(私が子供の頃)は船室内から船底にあるガラス越しに眺めるという形式でした。今日は残念ながら透明度が低かったです。

船着き場にもいろいろな熱帯魚が群がっています。このあたりの海水温度は冬でも20度以上で熱帯魚は通年見る事が出来ます。

船着き場の透明度と各種熱帯魚に気を良くし、さっそくルアーで遊び始めた長男です。熱帯魚以外にもイカやダツ等を見る事が出来ました。

せっかく来たのだからという事で、更に8km先に有る 高茂岬(こうもみさき)へ行って見ました。あまり人気の無い道を行くとサルに出会いました。

途中の外泊集落は山肌に家々が有り、それらがびっしり石垣に囲まれていました。高茂岬には戦争の足跡が有りました。

高茂岬灯台の先に広がる豊後水道は思ったより多くの島々が有ります。はるか天慶の昔、藤原純友が乱を起こした舞台でも有ります。まさに四国と九州の両方ににらみが利く要衝です。

岬観光は(関東以北では○○崎という地名が多いですね)足摺岬の例等、人が多くて土産物屋が点在する印象でしたが、ここは違っていて度々訪れたくなりました。景色が幻想的でした。