7月25日早朝から家内と次男(小6)は神奈川県茅ヶ崎市の実家へ帰っています。兎屋の講習会開催を兼ねての帰省です。という事で、私と長男(高1)が留守番で残っています。

父親と高校生の男子が2人だけで家に居るのは微妙です。私は特に気にしていなくても、長男が気疲れするようなので、普段口やかましい私としては出来るだけやかましく言わないように、知らん振りをしながらの数日を過ごす事に決めました。で、長男は先週 巻きツメの手術をし2日だけ馬術部を休んだのですが、その後無理をして馬術部に行った所、足が腫れてまた休む事になり、誰も居ない家で終日ごろごろしていました。家でする事と言ったら、テレビを見るか、ゲームをするか、昼寝をするかで、当然勉強はないです。しかし体は元気なので、いろいろ考えたりしている内に彼が思い出した事は・・・・・クワガタです。
で、事務所に来ているOさんの家の近くがクワガタポイントと知ると、「事務所に連れて行け」と言いはじめ、事務所に連れて行くと、あれこれOさんに質問をし始めました。あまり虫に詳しくないOさんは、困って自分の息子(虫好きの高3)を事務所に呼んだ所、2人は気が合ってしまい、とうとうクワガタ採りをする事になりました。で、場所はOさんのアパート、時間は夜9:00集合です。足の悪い長男は当然のように「車で連れて行ってくれ」と言うので、馬術部で頑張ってる事だし、という事で付いて行きました。

早めに食事を済ませ、夜9:00に行って見ると、Oさんと息子さんが待っていてくれて、さっそく2人はクワガタ獲りを開始しました。とは言うものの、林に入ってではなく、明るいアパートの周りや隣接する公園の中を、2人の高校生が懐中電灯を持ってふらふら歩いているだけです(私にはそう見えるのです)
一応連れては来ましたが、特にやる事のない私は車の中で寝ていました・・・・で、フト目が覚めると10:00を回っています。コレは帰らなければと、車の中から周りを見回すと、1時間前と同じ2人の風景です。同じ所をグルグル歩き回っていたようです。「そろそろ帰ろうよ」と言うと、長男がなにや口ごもっています。そこでO君に「もうやめよう」と言った所O君が言った言葉。
- O君「今からクワガタの先生が来ます」
- 私 「えっ どこから来るの?」
- O君「隣の町からです。やる気充分ですよ!」
- 私 「ええっ 今からってもう10時だし・・・・」
- O君「あっ今メールが来ました、今出る所だそうです」
- 私 「一体その友達は何時に寝るの」
- O君「あぁ 大丈夫です、彼はいつも午前3時に寝ますから」
- 私 「ダメダメ 断ってよ。今からだと夜中クワガタになっちゃうから」
何とか断って貰い、帰宅する事が出来ましたが、1人で行かせていたら、まず非行クワガタ少年に成っていたでしょう。もしかして夜じゅう歩き回って、早朝帰宅だったかも。みなさん夜間徘徊には気をつけましょう。
追伸:長男 昨夜は21:00から完全装備で下の川に行きました。「下流の方を攻めてくる 1時間半位帰ってこないからね」目当てはナマズだそうです。で、帰宅したのが23:30。
- 父 「おまえ気味が悪いだろう、夜1人で川の中を歩き回って」
- 長男「ちょっとはね、でも3回ヒットしてすごかったぜ!」
それからしばらくの間、ルアーでナマズを引っ掛ける事の難しさを説明されました。私はもう眠い。
注)この記事は2007年7月30日(旧)兎屋ブログからの転載です