兵庫県三田市は関西経済圏のベットタウンとしてこの20年間に大きく様子が変わり、人口は113,000人、昼と夜の人口差が際立っている町です。神戸から北の内陸に入った所に広がっていて、神戸市、芦屋市の北に在る六甲山塊のさらに北側(大阪や神戸の人達から見れば六甲山の向こう側)に位置しています。その三田市にお住まいの方から、うれしいお便りを頂きました。
シフォンのホームページに「紙バンド手芸」とその方が掲載されたと言う事です。

その方のお名前はHさん。兎屋開業の頃からのお客さんで、変わった苗字だったので覚えていました。記事の内容は「楽しいエコライフ」という特集で、エコに通じるいろいろなものを取り上げていて、その中で「エコクラフト」というキーワードで登場しています。

手芸が得意な方や好きな方が兎屋のお客さんには多く、皆さんメインの手芸は他にお持ちの場合が多いようです。なので私の考えとしては「紙バンド手芸」はあくまでサブの手芸としてお楽しみ下さいと言うスタンスです。
もちろん紙バンドマニアの店なので、ホームページではいろいろ展開しますが、それよりもこの紙バンド手芸がゆっくり広まって行くのが無理がなくて良いと考えています。なので今回のHさんの様に、自然な形で地元に受け入れられて行くと言うようなパターンが、私にとってうれしい便りとなったわけです。Hさんの作品は三田市のエルムプラザ内のシェリーママンというお店で取り扱いをしているようです。紙バンド手芸はまだ知らない方の多い手芸です。ぜひお近くの方はご覧になって下さい。
※「エコクラフト」というのはハマナカ手芸さんの手芸商品の造語で商標登録されています。手芸用紙バンドを販売する際にハマナカ手芸さんの許可なく「エコクラフト」という言葉を使用する事は控えなければならず、特に商売をなさる場合での無断使用は絶対に止めなければなりません。なので商売上どうしても「エコクラフト」という言葉を使用したい場合は、あらかじめハマナカ手芸さんから許可を頂いて置く事が必要です。尚、この紙バンド手芸の事も、ハマナカ手芸さんでは「エコクラフト手芸」と呼んでいます。理由は「エコクラフト」に使用の紙は100%再生紙(再生紙100%?)だからだそうです。
※ 兎屋の紙バンドは「くらふと」と「しろ」はたぶん古紙が何パーセントかは使用された再生紙ですが、カラー紙バンドについてはバージンパルプの紙で作っていて再生紙ではありません。理由をお知りになりたい方は「兎屋」までメール頂ければ、現在の製紙業界を取り巻く環境と合わせて、なぜ紙バンド原紙(カラー)がバージンパルプで抄かれなければならないかをお教えします。
注)この記事は2007年7月28日(旧)兎屋ブログからの転載です