
K先生曰く「・・・・ウチは素人集団ですから・・・・」「・・・・ウチは完全にノーマークですよ・・・・」全くその通りでした。しかし1回戦突破に掛ける執念は充分持っていたと思います。
馬術競技のわからない私ですがこの2日間、前日から山梨入りをし、受付から、説明会、抽選会、競技馬の走行、開会式リハーサル、他の学校の様子、K先生の説明、そして試合全部、閉会式まで。通して見て、気がついたことが何点か有りました。まず。
- 大会運営が困難な状況で、準備や開催が生半可な事ではなかったという事。
- やはり伝統校や強豪校の強さが際立って居たという事。
- 小さな馬の世界ですが、勝負は別にして馬に関わる人達の連帯感が感じられたという事です。

遠く高知県から山梨県まで貸切バスでやって来ていろんな事が有りました。その中で、この4日間で私の考えが大きく変わった事が1つ有ります。実は木曜日の夕方家内に学校まで送って貰う車の中で話した事「・・・・こういう遠征に参加出来るのは長男が幡多農馬術部に入ったからだね・・・・」そんな気持ちで遠征に参加したのですが、帰りのバスでぼんやり振り返りながら考えていて、その考えは間違いではないにしても、ほとんど小さなきっかけに過ぎず、それよりもっと大きな力が遠征を支えて居た事に気が付きました。
全国大会に行けたのは選手たる先輩達の頑張りであり、指導して下さったK先生や、学校関係者、後援会の方達や、今回奉加帳に参加下さった皆様、卒業した先輩もそうだし、馬術部が廃部寸前の時の沢山の人たちの応援、馬術部創立に尽力下さった方達・・・・・・キリが無いのです。自分の長男のお陰で全国大会の参観を許されたと思っていた自分がはずかしく思いました。遠征4日、試合2日を見ていてそんな場面を意識する事が沢山有りましたしね・・・・・。来年は更に遠い青森県の三本木農業高等学校で全国大会が開催されるという事です。
注)この記事は2007年7月27日(旧)兎屋ブログからの転載です