夕食時気配を感じました。網戸の外にカエルが来ています。田舎の事ですから明かりを求めて沢山の(それこそ大量の)虫が網戸やガラスに集まって来ます。それを狙ってカエルがガラスに貼り付いている事はよく有るのですが、今回はちょっと違いぞろぞろと庭からカエルが集まって来たという雰囲気なのです。

トノサマガエルやアオガエル、ヒキガエル等です。目的はもちろん捕食で、虫が群がっている中にのそのそ入って来たものですから、特に狙って食べるという風ではなく、片っ端から食べまくっています。これは写真に取ろうと玄関外に出て見ると、なんと玄関の外にも2~3匹のカエルが来ていました。昨夜の湿った天気が関係してるのかはわかりませんが、一斉に集まって食いまくってるのを見るのは不思議です。
暫く観察し写真も数枚収めたので家に入ってまた食事の続きです。家の中では人間と兎が、家の外ではカエルが食事をしているという図で有ります。で、面白い事に私達が食事を終えた頃、なんとカエルも庭に戻って行くです。食事時間は10分でした。まぁ満腹に成ったので元の位置(庭の草むら)に戻ったという事で、いつまでも軒下の危険な餌場に居たのでは、今度はカエルがへびに食べられるという自然の摂理に従うという事にもなりかねませんからね。実際庭に於いてある風呂桶(雨水用)の周りには虫が居ますが、それを狙ってカエルも住んでいて、しっかりシマヘビが1匹居ついています。
話は変わりますが、これも昨夜の話です。11:30頃電気を消して布団の上でぼんやりしていた時、目の先の襖が燃えています?まるでマッチをすった時の急に明るい光りです。あぁホタルがいつの間にか家の中に入って居たのかぁ・・・・・。電気を消したから光り始めたのか?それともずっと光っていたけど明るい電気の下では目立たなかったのか?判りませんが、電気を消したとたんにホタルの存在が明らかになり、ホタルの季節が終わりに近い時期だけになんだか幻想的な風でした。このまま眺めながら寝るのも風流だなと思いましたが、成虫の命は短く、しかも水だけしか飲まないホタルを不憫に思い、手にとって外に放しました。昨夜は面白い事が2つもありました。
注)この記事は2007年6月22日(旧)兎屋ブログからの転載です