東京/福生市→高知/黒潮町13時間 2007

車で上京した時は東京都福生市のN君宅に車を置かせて貰っています。その為行き帰りに中央高速道路を使うパターンが多くなっています。特に最近は静岡県富士市と富士宮市へも行くのでなお更です。今回も仕事を終え水曜日の10:30過ぎにN君宅を出発しました。あいにくN君は休みを取ってツーリングに出かけていたので特に挨拶はせずでした。

中央道諏訪SAからの諏訪湖

N君宅から八王子インターまで20分、高速に乗ってひたすら高知県へ向かいます。東名高速道路より中央高速道路の方が好きです。1時間もすれば甲府盆地を過ぎて長野県に入ります。今回は天気がよく大好きな八ヶ岳がよく見えます。

このブログ日記にも何回と無く書いてますが、私の中では2008年八ヶ岳西麓移住で決めていました。もちろん八ヶ岳が好きだからです。理由はいろいろ有りますが、社会人になっての初ツーリングが八ヶ岳の西にある長野県諏訪郡原村、今でもその時の情景が思い出されます。それから何回遊びに行ったか判りませんが、一度として嫌な気分になった事が無く、いつも気持ちのよい景色と雰囲気に和んでいます。そしていつも帰る時には後ろ髪を引かれる思いでした。今回も車で高知に向いながら、須玉、小淵沢、払沢、原、と見覚えのある標識を見る度に高まっていました。しかしここは我慢。子供の為に移住した(天国みたいな)高知県で今は頑張るだけです。

淡路SAの夜景。19:00頃

今回も仕事と私用で盛り沢山のスケジュールをこなしましたが、実は最後にもう一人お会いしたい人が長野県にいました。彼には「体力が残っていたら何処かで会いましょう」と言っていましたし、彼からは「無料のキャンプ場が有りますよ」とお誘いは受けていましたが、やっぱり思った通り体力は残っていませんで、諏訪SAで休憩中に今回はこのまま高知へ向かう旨のメールのやり取りをさせて貰い、次回のお楽しみとしました。

※諏訪SA下り線の食堂(レストランじゃない方:庶民的な方です。)のレバニラ定食はとてもおいしかったです。

諏訪SAを出ると中央高速は南下し天竜川に沿って走る景色も広々として気持ちが良いものです。長い恵那トンネルを越え、恵那SAで1時間の仮眠をした後は、休みもせずひたすら高知へ走ります。途中のSAかPAで夜を明かそうか考えてはいましたが、里心が付き始めそのまま通しで走り高知県黒潮町に入ったのが午前1時過ぎ、海岸道に出て遠くの夜景を見た時(あぁ今回も走ってきたなぁ・・・・)真っ暗な自宅脇の川沿いにひっそりと車を泊め、川にかかる小さなコンクリート製の橋を渡る時に見上げた空には、ちゃんとさそり座がかかっていました。(そう言えば渋谷の夜空には星が2つしかなかったなぁ)

注)この記事は2007年6月21日(旧)兎屋ブログからの転載です