※「シマヘビ:しまへび」の写真を掲載しています。「へび」が苦手な方はこの先読み進めない事をお勧めします。けっして悪い生き物では無いのですけどね。
馬術部で忙しい長男(高1)が久しぶりに早く帰宅した日曜日(馬術部は土日祝日関係ありません)「たまにはハヤでも釣るかぁ」と下の川へ下って行き、5分もしない内に戻って来ました。嬉々とした声と共に・・・・・。
長男「おい!しまへび、しまへび獲って来たぞ、見ろ!まだたくさん居たぞ!」
なにもへびに限った事では有りません、へびだろうが、トカゲだろうが、ホタルだろうが、もちろんかぶと虫、クワガタムシしかり、うなぎ、なまず、カニ、そうそうシュレーゲル青がえるも、当然水棲昆虫全般など、目に付くと獲りたくなるんですね。獲れば見せたい、見せたら飼いたい、ダメでも逃がしたくない・・・・・。幼稚園時代から変わらない彼の風景です。
この時期、へびが辺りを徘徊しています。しまへび、青大将、ヤマカガジがポピュラーなメンバーで、田んぼが有るのでエサのオタマジャクシやかえるには事欠かないようです、まぁへびが増えるという事は、とんびもしきりに飛び回っているという事で、田植えも終わり、ひと段落した里には、いろんな生き物の活動が盛んです。それにしてもこうやって素手でへびを掴んで、家の中まで入ってくるのは、やっぱりゾッとします。
- 父 「お前へびさわって、手が臭くないか?」
- 長男「うん?・・・・・全然臭くない ほれ匂ってみろ」
- 父 「やめや! こっちに来んな!」
- 長男「あれっ 背中に入るぅ~~ハハハ」
- 父 「・・・・・・・・知らんわ」

高校へ入学し雰囲気の一変した長男に戸惑う事も有りますし、私の想像出来ない馬術部と言う世界にも入ってしまった彼は、私からどんどん離れて行くようです。これは子供をお持ちの親なら程度の差はあれ、みなさん感じる事でしょうね。
友人からは「反抗したり、親をうるさく思ったりするのは、素直に育っている証拠だよ」と言われますし、観念的には全くその通りと思いますが、かわいらしくて親を頼っていた幼稚園や小学生低学年時代を思い出すにつけ、あ~ぁ昔はかわいかったのになぁ・・・・。と懐かしんでしまいます。で、時としてこのように「へび」などを持って帰って来た時などに見る表情に慰められているのです。「へび」も良し悪しです。
【参照】
- 2005年7月22日「クワガタ兄弟」→ クリック
- 2005年9月12日「ガマ」→ クリック
- 2006年6月30日「ヤモリ」→ クリック
- 2006年10月1日「うなぎ」→ クリック
- 2006年12月1日「マガモ」→ クリック
- 2007年5月30日「シマヘビ」→ このページ
注)この記事は2007年5月30日(旧)兎屋ブログからの転載です