(最後の清流:四万十川)のコピーがいつ頃考え出されたのか知りませんが、全国から四万十川を目指してやってくる人々の中に強烈に埋め込まれたコピーだという事は間違い無いでしょう。

四万十市口屋内(クチヤナイ)から黒尊川が始まります。長くて赤い橋を渡って行きます。
しかし高知県の人なら殆どの人が「仁淀川の方がきれいやけん」と言います。残念ながら最近の四万十川の弱体化は目に余るようで、地元の人さえ悲しく認めているようです。
とはいうものの、やはり特徴の有る川には違いなく、このゴールデンウィークも県外ナンバーの車が沢山四万十川周辺に集まっていますが、今日は四万十川に注ぐ100以上の支流の中で一番きれいと言われる黒尊川(クロソン)へ行って来ました。四万十川の水は緑色ですが、こちらの川は青く透き通って居ます。

透明度9m!の淵があることを知人が話していました。秘密の場所だそうです。
今日は連休中日の平日です。仕事は休みにして代休の次男と家内の3人で向かいました。因みに長男は朝7:00集合で馬術部です。
自宅から黒尊川入り口の四万十市口屋内までは約40分、長くて赤い橋が目印の分岐から黒尊川に沿って上流へ向かいます。意外に車の往来の多い四万十川沿いの国道から入ると人気が消えます。
今日の目的は新緑を見ることです。紅葉が好きな方も多いでしょうが私は断然新緑派です。当然黒尊川に入ると川の色が違って見えますし、目当ての緑も香りと光りと共に輝いています。どこまでいけるかわかりませんが、宇和島市へ抜ける黒尊スーパー林道が一般車両通行止めと言う事は知っています。


出来る事なら行ける所まで行きたいのが人情です。しかし口屋内から黒尊までの時間が意外に掛かったのと、次男の「腹減ったぁ~」に引き返す事になりました。そこで窮屈な軽4に積んできた次男の自転車を出して、帰りはゆるやかな下りを走らせてやる事にしました。
それにしても黒尊はおもしろそう。ウ~~ン ジムニーが欲しくなったぞ、いやオフロードバイクの250CCがいいなぁ・・・・。
注)この記事は2007年5月2日(旧)兎屋ブログからの転載です