日曜日午前中に投票を終え久しぶりに喫茶店に行って見ました。この数年兎屋の仕事に集中していたので喫茶店なんぞに行った事は無く本当に久しぶりです。それに上の子は無事高校に入り部活に励んでいますし、下の子も最近は一人で居たい時も有るようなので、たまには出かけようと思ったのです。また、高知県黒潮町に移住してお気に入りの喫茶店がなかなか見つからず、つまらない思いもしていたので、今日は昨日オートバイで通った時に目を付けていた店に向かいました。その店は海岸に沿った高台に有る集落を通る町道脇に有りました。

わりと新しい店構えのその店はインテリアに黒い柱や板塀の雰囲気がよく、中に入ると日曜日の遅い朝食を食べに来た人でいっぱいです。私は丁度席が空いたのでスグに座れましたが、後から来た人はカウンター席に座っていました。
客層もこの辺りの喫茶店とは違って、若いサーファーの人たちが多く見られました。ただし聞こえて来る話の内容から若いサーファー達も地元の(或いは移住して来た)人のようでした。ただ思っていたほど中は広くなく、外の景色が全く見えない造りに成っていて窮屈さを感じてはいました。折角の広い敷地があるのにもったいないなと思いながら帰途に付いたのですが、いつもとは違った道を帰ろうと谷に向かって下った所、珍しい花があったので車を停めて観察する事にしました。
その花は樹に咲いていて満開です。ほんの少しクーリム色の5弁の花びらの中心になるほどにレンガ色の模様(なんと説明すれば良いのかわかりません)が鮮やかで、ランの花に似ています。大きさは直径5cmほどで特に香りは有りません。それらが樹にはもちろん樹下に花ごと散っていたりしています。3個ほど拾って家に持ち帰って撮影したのがこの写真です。
注)この記事は2007年4月21日(旧)兎屋ブログからの転載です