高知県 春の音 2007

土日雨の予報でしたが、実は日曜の天気復活を予想していました。ズバリ正解!朝から天気はどんどん回復し、10時頃には雲の層も薄くなっていました。家の前では朝からトラクターが田をかき混ぜながら田植えの準備です。山に囲まれた集落ではひときわトラクターの音が響き、それに釣られてカエルとウグイスの声ものどかです。

高知県高岡郡大野見村は市町村合併で中土佐町になりました。

今日は1957年式の試乗をする事にしました。ハンドルのブレを修理する為先週宇和島市まで行って来ましたし、修理完了後軽く試乗は終えていましたが、しっかり確かめたいのでツーリングを兼ねてちょっと行く事にしました。

で、チラッと長男を見るとニヤニヤしています。「オレも行くけん」・・・・。まあ 高校も決まったし今日は言う事を聞く事にしました。さて、どこへ行こう?

少し遠出をしたいので足摺方面も考えましたが、天気の急激な回復時は(逆に天気が急に悪化する時も)風が強く吹くのが相場なので、ほとんど海沿いの足摺岬コースはよして、四万十町(旧:窪川町)へ行く事に決めました。街道沿い低地部にある田んぼではやはりシロ掻きが盛んに行われていています。

南国土佐の田んぼはとにかく早い。既に先週田植えを目撃していましたし、まだ3月なのにいつでも田植えが出来る体制になっています。(静岡の田植えは5月の連休だったのですが・・・。)

国道を45分も走ると窪川の道の駅到着。寒い時期ならここで小休止後、Uターンでしたが、今日は天気も良く違った場所を走りたいと考えていたので、更に国道を走り七子峠手前から県道41に入ります。トンネルをくぐり3km走ると旧:大野見村の中心に出ます。このパターン(国道から入り山越えして山間部の村に入る)はこの辺りでは割と普通のルートですが、車の往来が多い国道56に比べ、それらの村落はシーンとしています。朝からガヤガヤと田んぼの音を聞いていたので、人気の無い村の静けさがしみて来ます。四万十川沿いに建つ天満宮の前には川沿いにいい感じでキャンプ場が有りますが、当然人はいません。人がいないというより、人気が無いといった方が雰囲気だと思います。

オートバイのエンジンを切ると更に静けさが迫って来ます。こういう経験はオートバイに乗っている人なら誰でも経験する事です。

暫く川原で遊んでいましたが、あまりに人気が無いので飽きて来ました。まだゆっくりしたい様な長男をうながして、四万十川沿いに下る事にします。

ここから20㎞反時計回りに走れば、また四万十町(旧:窪川町)に戻ることが出来ます。暫くは四万十川も時折急流の顔を見せていましたが、四万十町に入る頃から景色が広がって来ました。このような場所では畑より田んぼの比率が多くなります。四万十川沿いに広がる田園地帯が暫く続くのです。

高地の四万十町ではまだ代掻きと言うわけには行きませんが、それでも田起こしなどで人は出ていました。私の考えていた川沿いのルートのイメージは消えて、広い田園地帯を走ってると、北海道や東北地方を思い出しました。気になっていたハンドルのブレも無く、気分のいいツーリングを終え、家に帰ると家の前ではまだ田んぼの作業が行われていました。

注)この記事は2007年3月26日(旧)兎屋ブログからの転載です