もうすぐ移住半年目 2007

2006年7月末に移住したのだから
この1月末で移住半年になります。・・・て全然実感が湧きません!(まだ移住して来たばかりと言う様な気がしてる?)いえいえその逆です。(まだ半年しか経っていないのかぁ・・・)と言うのが実感です。そのように感じる位、幡多郡への溶け込みが早いという事と、毎日沢山の事が有って時間が足らない気がしています。

東京出港後人影がありません。

去年の6月19日~20日の写真を眺めていると、移住前に何回も高知県へ通った思い出がよみがえって来ました。一枚目の写真は、東京フェリー埠頭を出港した後の甲板です。季節ハズレのフェリーってほとんど人影がなくさびしいものです。この写真もその寂しさが出てるでしょ。この頃は移住がほとんど決まり、大きな問題も解決したにも関わらず急に不安になったりしていました。転勤を命ぜられたり、家の都合で引っ越す事のなんと気が楽かと何回も思っていました。それに一番の悩みはやはり子供達の将来の事でした。

紀伊水道北上中。右手は紀伊半島。

二枚目の写真は夜が明けて紀州沖を徳島に向かっているフェリー船首部分から見た紀伊水道です。昨夜のブルーな気持ちから一転して、新しい土地・新しい生活への期待に胸が膨らんでいました。いよいよ四国かっ!って感じでね。これもそんな気持ちが現われている写真でしょうね。子供の進路?仕事の不安?大丈夫、大丈夫って思っていました。昨夜の不安はどっかに消えて・・・・。いつも仲間に話している事を自分に言い聞かせていました。「結局、考え方でしょう」

この風景は一生忘れないかも。

三枚目の写真は、徳島港に13時上陸の後、お金が掛かる高速道路を避け、ひたすら国道で高知県幡多郡に向かい22時頃黒潮町の事務所予定地前の駐車場について仮眠後の朝6時前です。

移住前、高知へ何回も通いましたが、フェリーで徳島に上陸した時はすべて下道で幡多郡まで走ったものです。その方が疲れてぐっすり寝れるメリットもありました。夜中カーラジオから東京のニッポン放送が聞こえていました。目が覚めて朝日に当たる事務所予定地を眺めていると、だんだん気合が入って行きましたよ。つまらん事は考えない、楽しい事だけ考えよう・・ってね。

写真を眺めていろいろ思い出しながら、ひょっとして又何処かへ移住する日が来るのかなぁと、ふとよぎりました。基本的に知らない土地は嫌いじゃないし。

注)この記事は2007年1月20日(旧)兎屋ブログからの転載です。