突然並べられても 2006

出張から帰って一服してると、話しがなんとなく魚の話になって、それじゃぁという事で、長男が冷凍庫をゴソゴソしてコタツ机の上に並べたのがコレです。

一番左の変な形のは・・・・何?

うれしそうに、コレは○×△■ コレは※○□▼ と嬉々として説明しますが、暖かいコタツ机の上に載せた冷凍魚の頭・・・等は早くも溶けはじめ、水分(魚の・・・)が机の上に滲んで来るのが気になって仕方が無い私です。

しかしそんな事なんて気にも留めない彼は、ますます饒舌になり、手に取ったカサゴを私の前に突き出して、延々説明を始めます。

長男「・・・どう?このライン」(と言いながらカサゴの鼻から頭に至るラインをなぞって見せます)私 「えぇ・・・?どうと いわれても・・・・」(それよりも彼の頭越しに、見る見る広がっていく机上の魚汁が気になって・・・・)カサゴの説明が終わると、次の生首を手にしながら、灯りにかざしてみたり、こすってみたり・・・・。あぁなんて事を、その魚汁のついた手をコタツ布団の端でぬぐうのを見逃しませぬぞ。

この説明もされましたが聞いちゃいません。コレが一番溶けてるんだもの。

最後の物体は、生首じゃありません。何かのキモだそうです。しかし何故キモを冷凍して保管するのかは謎です。来年には彼専用の冷凍庫を買ってやるつもりですが、その中にはきっと土佐名物のカツオの生首が(複数)転がっているだろうと思います。


家族で移住して心配な事は、子供達が新しい土地でいかになれるかどうかですが、ウチの場合、特に長男は元々こういった環境に飢えていたので、順化スピードの速い事甚だしいです。と言うか、どうやら地元の子供達よりも自然に近くなってるようです。ありがたいことです。

注)この記事は2006年12月12日(旧)兎屋ブログからの転載です。