冷蔵庫からこんにちわ 2006

獲る事の好きな中3男子はそれを誇示します。

子供時分から獲って来た、或いは貰ったクワガタやカブト虫は死んでも捨てません。捨てずに持ってるので、専用の菓子箱にはクワガタやカブト虫の中身のなくなった残骸が山盛りに成っていました。釣りや採集には異常なほど執念を燃やす彼ですが、それらを食べる事や飼育する事には、アッサリしています。


この秋、あれだけ燃えたカニ獲りも寒くなってからはサッパリですが、実は川には獲ってイケスに入れているカニが数匹有ります。初めこそハヤなどを釣ったり、かぼちゃを入れてエサとしていましたが、いつしかそれも止んで、ほったらかしになっています。食べるのも楽しみであれば、とっくに食べてしまってるはずですが、それもせずタダ持っている事に満足を覚えているようです。

その彼が、魚を釣って家族で食べた後は、その一部を保管しています。魚の骨やイカのケンなら常温で保管が出来、時々眺める事も出来ますが、生の頭となるとそうは行かず、冷凍保存になってしまいます。その為、家内が冷凍庫を開ける度に「こんにちは」と成るのです。

小さな魚ならば、愛嬌もありますが、大きなカツオを貰ったりしたら・・・・・。考えると、ちょっと楽しい気もしますが、家内は怒るでしょうなぁ・・・・・。

注)この記事は2006年11月20日(旧)兎屋ブログからの転載です。