バンコクから北上する事約700km。北タイの雄チェンマイ市。その更に北部、メコン川支流のほとりの静かなタバーボンオ村。ここでは今日も子供達の歓声が川から聞こえて来ます・・・・・・?
! 続く雨の為、兎屋一家の子供達は腐っています。先週の日曜も朝から雨が降ったり止んだりです。高知の雨は激しく降るので、降ったり止んだりと言えども、降雨量はかなりのものです。おかげでカニ、エビのシカケを掛ける事も出来ず、何回も川へ行って見たりしていたのですが、夕方近くになってとうとうしびれをきらしてしまい。このような仕儀になったわけです。中3男子は水に入らず、あれこれ指示するだけですが、水に入った次男小5男子は、始めはおどおどしてましたが、すぐに慣れてキャーキャー言ってました。雨で濁ってると言ってもきれいなものです。
通りすがりの村の人たちは「ギョッ」っとして見てました。(だってこんな事してるのウチの子だけだもの)が、すぐにニコニコして手を振ってくれました。時々次男の足に川の魚が食いついてくるようです。その度にまた大きな声でギャーギャー騒ぎます。

雨上がりの川に入って気分を発散出来るのは、高知県幡多郡ならではの事でしょう。見上げると雨上がりの山もすがすがしい日曜日の夕方でした。
ちょうど満月時期の為、川が雨で増水してなくてもカニは採れないというか、カニは満月時に脱皮するので、殻はやわらかくなり、身も少ないとの事で、どうにも出来ない中3男子は川にも入らず、やっぱり腐っていました。で、その後彼が取った行動とは・・・・。カエル採りです。まるで幼稚園時代に戻ったかのように、虫かご片手に庭をさまよい始めました。嬉々として・・・・。暫くして
- 長男「おい~~お母ぁ見ろ!トノサマ2匹、アマガエル2匹、ツチガエル2匹・・・」
- 母親「・・・・・・見て 幼稚園の子みたい・・・・」(私に向かって小声で)
確実に彼は4~5歳頃に戻っていました。最近の雨のせいで川では何も出来ない!という事が、彼にはパニックを起こす理由になったのでしょう。まさしく川の子です。
注)この記事は2006年9月14日(旧)兎屋ブログからの転載です。