エビ兄弟 2006

移住したての頃は、ここ黒潮町やお隣の四万十市の川で泳ぎながら、散々手長エビを乱獲気味に採集していたエビ兄弟は、200匹を越えるあたりから飽きて来て入野漁港で堤防釣りや、入野海岸での投げ釣りに興味が移っているようです。

この小川は玄関から30秒のところに有りますし、おいしい手長エビは食卓に欠かせない食材です。特にお客さんが家にいらした時のご馳走として冷蔵庫に保管しておかなければなりません。で、エビのシカケの登場です。大家さんのM本さんがエビ兄弟を呼んで一緒に作ってくれたシカケをお盆の頃から前の川に仕掛け、大体2日に1回ペースで開けてみると、ビックリするぐらいエビが入っています。

私から乱獲をたしなめられたエビ兄弟は小さなエビや卵を持っているエビはその場で逃がし、それでも2個のシカケで10匹は採ります。・・・・私のいつもの疑問:どうして他の人はエビを採らないのだろう???おいしいのに・・・・。

以前は大きなエビを狙って採っていましたが、食べるとなると5cm位の大きさの物が食べやすくおいしいようです。釣りや川での採集に興味の無い私も、手長エビのから揚げがだんだん好きになって来ました。シカケはほっといてもエビが入るので効率が良いですし、箱を開ける時のワクワクがエビ兄弟にとってはたまらないようです。採集が兄より下手な弟も黙々とシカケの準備をしたり、川の流れを見てどこに仕掛けようか考えていたりして、見ていて面白いです。

今朝も朝からシカケのチェックです。もう顔はニコニコ! 採集したエビは家に持って帰り、そのまま袋に入れて冷凍庫に保存して置きます。この所続けてお客さんが来たので在庫はゼロになりましたが、一時は70数匹の在庫数を誇っていました。冷凍庫はエビだらけでした。で、今朝あたりから又収穫を始め早速在庫数が10匹になりました。

食べるときは片栗粉をまぶしてカラッ揚げて頭から食べます。川エビは甲羅が柔らかいのでそのままバリバリ食べて平気ですし、栄養的にも良いです。


PS:今、前の川にはエビのシカケが2個と今日から始めたカニの仕掛けが3個沈んでます。近いうちにカニ兄弟の話が出来るかもしれません。

注)この記事は2006年8月28日(旧)兎屋ブログからの転載です。