河川敷プール 2006

東京の友人親子と足摺方面へドライブに行った時、土佐清水市付近の国道標識に「河川敷プール800m」の表示なる物をを見つけました。カセンジキプール??聞きなれない言葉ですが大体見当はつきます。この兎屋ブログでも散々川ネタで引っ張ってるので今更「河川敷プール」と言われて見ても、ハハン、高知県西部、四万十地方では川で泳げる様に何か設備を施しているんだなと思います。しかし、百聞は一見にしかずのたとえもあるので現物を見なくてはなりませんが、ドライブの時は泳ぎ疲れもあったのでそのまま通り過ぎたのでした。

で、それから数日後、事務所について来てグダグダの川兄弟に、事務員のOさんが見かねて言いました。「みながわの河川敷プールに行ってくれば?あそこなら監視員もいるし安心だよ」と、一瞬 子供らの目が光り、いっせいにこっちを見ます。と言うわけで河川敷プールに行く事になりました。しかし私も家内も仕事で忙しいので、河川敷プールまで車で送って夕方迎えに行くという式を取ることにしました。

国道からそれてたった1分でこんなにきれいな川にそれはあります。もっともウチの川兄弟はプールでは泳がず、その上流で何時間も手長エビ採りに興じていて、3日連続河川敷プール付近で約70匹の手長エビをゲットしました。彼らにとって川は獲物を採る事の出来る楽しい所となっているようです。で、あんまり採るので私は少々不安になって来ました。果たしてこんなに採っていいのかな?

疑問(なぜ他の人は採らないのかな?) 実はその3日間彼らの横ではいつも同じ人が手長エビの仕掛けを掛けていました。大きな体の真っ赤に日焼けした年配のおじさんが汗だくでいくつも仕掛けの箱を掛けている真横(近いと1mぐらいのところ)で川兄弟がしつこくエビ鉄砲(地元ではエビ刺し)をもって川に張り付いています。おじさんとしては自分のシマを知らない子供らが毎日エビ採りに来て、しかも袋にゴッチャリ採ってるのを見れば穏やかではありません。子供に聞くと話しかけてきたようでした。

3日連続の最後は、エビ採りに少し飽きた長男がウナギの仕掛けを買って来て仕掛けを3本掛けて4日目の朝、仕掛けを採りに行った事が最後でした。ウナギは取れませんでしたが、まぁ最初はこんなものでしょう。・・・・。おじさんも川兄弟が急に来なくなったので安心している事でしょう。


そういえば去年の夏も鉄橋の下から電車(ここでは気動車)を見上げて撮った写真がありました。

昨日までの手長エビゲット数:200匹超・・・・。もう数えるの止めました。

注)この記事は2006年8月17日(旧)兎屋ブログからの転載です。