よさこい祭り 2006

「よさこい節」は子供の頃から歌っていました。民謡の宝庫と言われる東北地方等に比べ有名な民謡の少ない四国では全国的に有名な「よさこい節」です。昭和34年にはペギー葉山さんの「南国土佐を後にして♪」がヒットし広まったようです。民謡と言っても、漁師歌や農作業歌、炭坑節に代表される労働歌と違い、歌の歌詞にあるように「坊さんかんざし買うを見た~♪ を読めば、子供心に 艶のある歌だと言うことは、わかっていました。

それともう一つ、やはり子供時分に父親が母親に話していた言葉を今でも覚えています。 父:「高知のよさこい祭りは 阿波踊りのように連で踊るが、やっぱり徳島の阿波踊りの方がええ!」。子供心にはそんなものかなと思っていました。その後、私の生活から「よさこい節」はなくなり。子供が小学校に入り6年生になると運動会で「よさこいソーラン節」なるものを踊ると言うではないですか? はぁ? よさこい とソーラン節???がなんで一緒なんやろか?との疑問もありましたが、運動会メインの踊りで先生も子供たちも気合入りまくりでした。次男の時もやっぱり同じく「よさこいソーラン節」を踊り、拍手喝采でした。どうやらこの現象は10年ほど前から広まってきたようです。皆さんの子供達も運動会で踊ったでしょ?「よさこいソーラン節」を。

さて、今日は他の用事で、はるばる2時間半掛けて、黒潮町から高知市に出て参りました。用事は午後早くに終わり、せっかくなので市内を歩こうと寄り道をしていたところ、あちこちに衣装を着た人たちがチラホラしています。(!今日はよさこい祭りの最終日や!)」と言う事でぶらつくのは止めにし、アーケードの一番前に陣取って、踊りを見物することにしました。

踊りスタート直前。踊り子達は一丸となっています。 踊りを見た感想:女性パワーがものすごい!!これに尽きます。若い人も年配の方もとにかく女性が気合入ってました。男性人も若い人は力入ってますが、年配の男性はしんどそうでした。全体的に踊り子さんの年齢が高めなのも気になる所です。・・・・・それと。踊りを見ていて、阿波踊りを見たくなったのは何故でしょうか??

注)この記事は2006年8月12日(旧)兎屋ブログからの転載です。