2006.7.23 兎屋(兎屋一家)が高知県に向けて移住する為の引越し作業が始まりました。
前日から始まった引越し作業は今日トラックへの積み込みです。10:00ごろから本格化した作業は、紙バンド収納作業に手間取りながらも12:00にはトラック積み込みが始まりました。借りて来たのは2tのロングです。広い荷台なのでタカを食っていましたが、始めてみると荷物が多くて、コリャイカン・・・・。友人たちの努力で荷台をほとんど埋める積み込みが完了したのが15:00。約3時間の作業でした。最後の方は自転車を吊ったりして工夫が詰まった荷造りを終えることが出来ました。
積み込みを終えると店の表サッシ扉をはずし、アトをコンパネで塞ぐという作業です。大工仕事など苦手な私は、サッシ扉を持って行けるのはうれしいけど、どうやって塞ぐことが出来るか心配でした。ところが私が何も言わないうちに、友人たちはドンドン仕事を始め、わいわいやってるうちに、1時間弱で店に蓋が出来てしまいました。あまりの手際の良さにびっくりです。
サッシ扉をはずし、店に蓋をし、中は空っぽで・・・・。4年半の辻堂兎屋といよいよお別れです。ドアを閉める時、店に挨拶をしようと思っていましたがうっかりして忘れていたので、表の(蓋)をさすりながら小声で挨拶をして置きました。仕事を終えると友人達は、私達の仕事がまだ沢山ある事を知ってるので、サッと引き上げていきます。で、兎屋一家は一度家に帰り、もう一台の車に(ハイエース)荷物を積まなければ成りません。ハイエースには兎屋のシンボルのうさぎ(8歳のおじいさんうさぎ)も乗り込みます。明日は私はトラック、家内がハイエースを運転して高知に向けて出発です。
出発当日の朝6:00、忘れていた張り紙を店の(蓋)に貼りに来ました。毎日通った道も、店の前から見る風景も、もう見ることは無いでしょう。ゆっくり散歩でもしたかったのですが、この日は800kmの行程が待ってるので、早々に出発です。何とか今日中に高知県黒潮町まで行かなければ行けません。
注)この記事は2006年7月28日(旧)兎屋ブログからの転載です。