昨日は兎屋の「紙バンド手芸講習会」(渋谷区/千駄ケ谷)の第2回目です。今回からは講師役の家内だけで開催ですが、別にビル内に入ってる財団関係者さんや事務所を構えている会社にお勤めの方のご要望で、開催する夕方の部が始まるので、私もご挨拶の為お伺いする事にしました。
紙バンド手芸はマイナーな為、この手芸の存在すら初めて知った方が多いのですが、夕方の部もその様な方がほとんどです。朝の部(兎屋にお申込下さってる方の教室)は、紙バンド手芸の事を多少はご存知の方ですが、夕方の部は、「これって紙なんですか?」というのが作品をご覧になった時の第一印象という事です。私の場合は紙バンド用の紙を製造・販売していた製紙会社の立場だったので、原料から紙バンドというものを眺めていましたが・・・・。
17:30からの講習ですが、今回は技術の向上より、まず作って楽しむに重きを置いているので、あらかじめ準備したキットで「かご」を作る事になりました。本来は寸法にカットし、割いて行くのも大事な作業なのですが、この作業は時間がかかるのでパスします。この方法は朝の部でも2回目以降の講習に使う積りです。
さて、朝の部ですが、2回目と言う事で皆さん力も抜けてその分作業もはかどったそうです。一回目の作品は皆さん仕上げてしまい、すでに2作目に取り掛かっているということです。全部で6回の講習の中で、出来るだけいろんなワザをお教えするのが目的で開催してる講習です、お教えする作品も仕上げて行くにつれ、ワザが出来るだけ多種類含まれているものを選んでいます。お客さんからのご質問で一番多いのが「どうやったら上手に作れますか?」ですが、私はいつも同じお返事をしています。そのせりふは「同じものを3回作って下さい」です。初心者のうちにこの(同じもの3回)をやってると、あとで利いて来ます。コレは自信を持って言えますし急がば回れですよね。
そして6回の講習が終った時、生徒さん達が「兎屋の講習に参加してよかった」といわれるよう、手抜き工事厳禁で気を引き締めていこうと思った、第2回目でした。 因みに夕方の部参加の半数以上の方は何回もお会いしている方で気安くさせて頂いているので、講習が終了したら、打ち上げもいいかな?
注)この記事は2006年2月24日(旧)兎屋ブログからの転載です。