エルくらふと 2005

「強力くらふと」が売り切れていましたが、替わる物という事で考えたのが「エルくらふと」です。

以前兎屋で販売していた「強力くらふと」(兎屋製品)は、名前の通りハードな紙バンドで、通常の「くらふと 13本」に比べてかなり違った雰囲気が楽しめました。市場に出回っている「強力くらふと」は13本バンドですが、それらは「くらふと13本」と同じ梱包用の紙バンドです。しかし今回兎屋で販売開始する「エルくらふと」は手芸用として兎屋が考えた紙バンドです。今日辺りから、兎屋の紙バンドをご購入下さった方のお荷物にサンプルチップをお入れして参りますが、お手にとってもらえれば「!」と思われる事と思います。


梱包用は13本ですが、「エルくらふと」は手芸用という事で12本仕立てとなっています。しかし糸の数が1本少ないにもかかわらず、紙バンドの幅は「エルくらふと」の方が広くなっています。「エルくらふと」が通常の紙バンドとは違う理由がここから始まっています。

先ず、糸が太いという事です。そのため12本バンドで有りながらその幅は20mmです。(強力くらふと 13本の幅は19mm)その為紙バンドの厚みが有ります。また作品に自然な表現が現れやすくするために、ざっくりとした紙バンドにしています。という事は、梱包用紙バンドから始まった紙バンド手芸、または手芸用紙バンドと言われているものは、基本が工業製品なのでキッチリ作られていますが、この「エルくらふと」は逆発想の紙バンドという事です。

普通の紙バンドを見慣れた方には、違和感があるでしょうし、作品によっては合わない材料だと思っています。しかし紙バンド専門店としては、やはり1%erのユーザーさんの為にもいろいろ挑戦したいという思いがありますし、兎屋がしなかったら他の会社はやらないと思っています。(もちろんいろんな物を作って見たいと言う、私の好奇心も充分にあります)

まだ知らない人が多い「エルくらふと」新しい材料で作品を作る醍醐味が味わえますので、どうぞ腕に自慢のクラフターさんは「エルくらふと」に挑戦してください。今回は別に「エルしろ」も同時販売いたします。・・・・こんなもの作って・・・売れるのかなぁ??

注)エルくらふとは2005年から発売していましたが、2016年に発売を終了しています。

注)この記事は2005年11月30日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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