沼津市静浦沖その3 2005

釣7月に引き続き行って参りました。・・・・シズウラ・・。

7月に富士宮市の友達から釣りの招待があり、船釣りデビューを果たした兎屋一家ですが、(但し私は子供の頃何回も父に釣りに連れて行ってもらってるので初めてではありません)7月にはまだ小振りだったブリ(ワカシと呼んでました)がこの夏のうちに大きく育ったと言う事で、またまた招待を受け、朝6:30起床で沼津市静浦漁港へ向いました。

夏にはセミの声がやかましく聞こえ、アブラゼミとクマゼミの境界線が箱根峠にあるのだという長男の話があった事を懐かしく思いながら約1時間40分で静浦漁港に到着です。友達は4:30起床で6:00には一人で船を出し、イナダ(今回は育ったので名前が変わってイナダと呼んでます)を既に数匹釣っていました。早速兎屋一家も乗り込み静浦沖に向います。・・・(私はいつもの所に座ります。魚をさわらなくて良い場所に・・・) 釣り始めてスグにサバが立て続けに上がります。今回のサバはマサバでまあまあ旨い種類です。私としてはシメサバにして欲しいのですが、家内がシメサバを嫌うので料理してくれません。その代わりこのサバは焼いて身をほぐして置き、麦味噌を焼いて香ばしくしたのと一緒にすり鉢で摺った所に、ダシ汁を注ぎ、細く切ったこんにゃくと薄切りのきゅうりを加えて、タプタプに仕上げます。見かけはヤマイモにそっくりのこの汁をアツアツのご飯にぶっ掛けて食べる「さつま汁」に成るようです。この料理は四国南部や瀬戸内、九州地方ではよく作られる冷汁の一種で、四国の宇和島方面では特に「さつま汁」と呼ばれよく作られる家庭料理です。

そうこうしてる内に魚がピタッと釣れなくなりました。本日のメイン=イナダを兎屋一家(私を除く)はまだ釣り上げてません。友達は2匹ほど追加してるのですが、兎屋の竿には邪魔者のソウダガツオが元気よく掛かって来るだけです。ソウダガツオは食べられないのですぐに逃がしてやるのですが、また釣られに来ます。友達は済まなさそうに湾を移動してくれてますが、時間的に魚の食が落ちる時間帯でもあり、暫くのんびりムードが漂っていました。ところが友人の携帯電話にイナダ情報が入りすぐ現場に急行し、釣りを始めたところ家内(兎団団長)に大きなイナダが2匹連続で掛かって来ました。(携帯電話って釣りにも重宝しています)エライ! コレで今日はイナダの刺身が食べられる!。

相変わらず魚にさわりたくない私も食い意地だけは張っています。結局家内はイナダを2匹釣って大いに満足しました。長男はサバすら釣れず、ソウダガツオが一度掛かっただけで今日の釣りを終えることに成りました。

それでも友達がイナダやサバ、マイワシをくれたので、写真のような大盛の釣果となりました。これらは早速料理されその日の夕飯に成りました。イナダの刺身は旨かった・・。

注)この記事は2005年10月31日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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