ガマガエル 昨夜の来客 2005

採集ネタには事欠かない兎屋一家です。

クワガタ兄弟の兄は、昨夜も食後の一休みを終えるとタオル片手にさっさと出て行きました。で、数分後にはバタバタと靴音をさせながら帰ってきました。(?早いのぅ、5晩続けるとこんなに早くなるのかな?)って思ってると、家に上がりこんで来るなり「ガマ  ガマ  お母さん ガマだ」と言いながら拾った?小汚いヨーグルトの容器にあふれんばかりの友達を突き出して来ます。顔は勝ち誇ったような顔で、その喜びに一点の曇りも有りません。(私は見るだけです。家内は全然平気ですが)

(おぉーーッすごいーー)私は四国の田舎育ちですが、あまり小動物に親しまない子供時代を送ったので、久しぶりで、りっぱな蝦蟇:ガマを見ることが出来ました。

父 :「そのカエルどこにおったの」

彼 :「第二公園を走っていたら目の前に居たので捕まえた」

彼にとって 目の前の生き物は採集の対象でしかないようです。そして生き物を見ると考えるより先に(本能的に)捕獲体制に入るようです。その証拠に取った後でどうやって持ち帰るかいつも困っています?

彼が幼少時、山中湖湖岸でワカサギの死骸を拾った時は1時間ほど握り締めていて、気が付いたら湯気が出てましたし、ポケットにいろいろ仕舞い込むのはいつもの事で、あまり気にならない様です。その代わり私が気になって、いつも「手を洗えや」と連呼してますが・・・。(私は触りません!)

さてその友達のガマですが、大きさは私の両手にちょうどいい大きさです。(私は持ちませんが)片手ではあふれてしまうぐらいの大きさです。

どうです男前の顔してませんか?この顔で口に巻物をくわえて、上に誰だったかな?歌舞伎の絵に有った様な? 忍術活劇に出て来そうな雰囲気を出しています。カエルは人間に似てると思ってましたが、写真を撮ってると、こちらの心の中を見透かされているような気がしました。今晩裏の畑に逃がしてやる積りです。畑の主になってくれると嬉しいような・・

このチンマリした姿も愛嬌があります。肩をなでてやりたい衝動に駆られます。知らなかったのですが、ヒキガエルとガマガエルは同じものだそうです。何年も生きていて、小さいへびなんかは(パクリ)と食ってしまうと言います。それに蚊やゴキブリもドンドン食べるので、一家に1匹は必要な御仁ですね。

次はどんな友達が来るのかな?因みに自宅の周りにはトカゲによく似た「カナヘビ」というのが沢山居ます。なぜって?・・・彼が見つけるたびに持ち帰り、庭や家の周りに放してるからです。なので自然界の定数に比べ異常に個体数が多い環境が有ります。兎屋のお客さんは女性の方が多いですが、皆さんこの環境で暮らして行けますか?(私は触らないようにしながら暮らしてます)

注)この記事は2005年9月12日(旧)兎屋ブログからの転載です。


この記事の兎屋新HP(ブログ)への転載作業は2020年4月17日です。2005年当時作成したガマガエルの画像にkaeruyaとありますがこれはusagiyaのパロディーでした。そして2005年から8年後に本当に「蛙屋」をやっていたなんて・・・・因縁を感じています。因みに「蛙屋」からは1年半で抜け、2015年からまた兎屋を復活させたのですけどね。

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