作品カラー変化の秋 2005

9月の声を聞くと急に秋めいて来ます。紙バンドで作品を作っている兎屋のお客さんも作品を作る時の色合いが微妙に変わって来るのではないかと思っています。元々の好みの色はそれぞれありますが、色の濃淡や、組み合わせは季節によって自然と変わって来ますからね。やはり四季のなせるワザではないでしょうか?選挙戦も始まって今年は政治が気になる秋のスタートとなりましたが、未来の日本を描きながら、まんざら捨てたものではない日本を信じて、秋を味わって行きたいと思ってます。

兎屋では、店内にいろいろなバックを展示しており、希望の方には製作時の参考にしていただく為無料でお貸ししています。実物を見ながら作ると大きさも雰囲気もよくわかりますので、皆さん喜んでいらっしゃいますが、貸し出すバックの色が、春→夏→秋 とお客さんの好みの色が変化してるのがわかります。春は柔らかなイメージの物が、夏は海や空といった青系の物、それが秋になると茶系の紙バンドで作ったバックに人気が集まります。(但し年末から3月頃までは紙バンドのイメージが冬に合わないのでしょうか、それに年末年始から春までは忙しい行事が続きますね。その為貸し出しもめっきり減り、あわせてお客さんも少なくなりますが)

9月になると茶系色が気になってきます(紙バンドの色の事ですが)8月中旬頃は、パステル系色を計画していたより出せなかったと残念に思っていたのですが、(さくらも品切れになってるし)今日になると「さあ もう少し茶系の色を増やしたい」という欲望が芽生えて来ました。今兎屋で販売中の茶系色は ちょこ めいぷる きゃらめる かふぇおれ ねず茶  あずき と クラフト ですが、この色ぞろえの他にどうしても加えたい色があります。但しそれも売れるかどうか自信の無い色ですが、商売的には自信が無くても、その色が再現できればカゴやバックを作るのにとてもよい色になるという自信はあります。今色見本帳を見たり、絵の具で書いたりしながら検討していますが、上手く再現できるかな・・・・?

作品の写真は秋っぽい色の物を掲載して見ましたが、やはり春にご案内した「アポロチョコのバック」とは趣が違いますね。大き目のバックにお弁当や果物などを入れてピクニックに行くのでも、イメージの中に紅葉の山が見えます。それに ぶどう、くり、なし、きのこ、さんま・・・あれ? 食欲の秋か・・・。

注)この記事は2005年9月1日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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