2週間前に続きまた友達の船に乗せてもらいました。今度は兎屋一家全員です。バンザーイ!
長男は2回目と言っても大好きな釣りで、私の友達もやさしく教えてくれるので楽しみにしていて、当日は5:00起床だったのが、4:00に目覚めてしまい、暇でつまらなくなったので、自宅から1kmほど離れた林に蝉の声を聞きに行ったとの事でした。林には羽化途中の白い蝉がたくさん居たといってました。クワガタ好きの長男ですが蝉の話もうるさくて、箱根を越えて、沼津市に向かう車中ずうっーーーと 蝉の鳴き声の講義をされました。アブラゼミとクマゼミの生息境界線が箱根峠にあるという事を私は初めて知りました。しかも今度は峠を下る途中、道路わきの木を見ていて、クワガタが好む木を発見するたびに、「停まって!」とうるさいので、一箇所だけ車を停めたのですが、その瞬間車から飛び出して行き、道路わきでの昆虫採集は釣り帰りの約束もさせられました・・・。

さて釣りの話です・・・。船が出るとき次男は興奮してニコニコでした。フェリーは乗ったことが有りますが、船外機の付いた小さな船は初めてで、いつもと違う目線が嬉しい様でした。私は子供の頃、父が釣りキチで、自分で小さい釣り船を2艘も作るほど狂ってたので、よく連れて行かれました。なので小学生時代は割りと海によく行ってたのですが(愛媛県の南予地方の海で、親父は地元の漁師と友達になり、とうとう海の見えるみかん山に小屋を建てさせて貰ったのです)私自身はあまり釣りが好きではなく、特に釣れた魚を針からはずす作業が苦手で、ぬるっとした感触と匂いも嫌なので、今回も全く釣りはおろか、周りの物をやたら触らない事に決めていました。隔世遺伝ってあるんだなあといつも長男を見て思っています。

釣りの方はというと、事前に友達から「魚が居なくなってますよ」っと聞かされていたのですが、2週間前のような連続で釣れるという事は無く、静浦沖のポイントを移動しながら釣ってましたが、ソウダカツオばかり釣れるので途中から釣れても逃がしてました。ソウダカツオは生臭いのと、身にムシが付いてるので刺身には向かず、脂ものっていないので味も今一です。ウチは記念に3匹持って帰り全部竜田揚げにして食べました。サバもよく釣れるのですが、やはりこの時期ムシが付いてるのと、時期はずれで脂が乗っていない為、コチラは1匹だけ持って帰りました。

このサバは焼いて後、身をほぐして置き、麦味噌をちょっと焦がした物にダシを加えて、きゅうりの輪切り(薄く)、こんにゃく、を加え、各種薬味で汁を作り、その中にサバのほぐしを加え、飯(冷めし)にぶっ掛けて食べる、愛媛県の南予地方の漁師料理に化けました。今度レシピを載せますね・・・。暑くて食欲が無い時には最高の健康食です、この冷汁(ヒヤジル)は佐妻(さつま汁)と言い、愛媛県南予地方以外にも、瀬戸内や南九州地方で同じようなものがあるようです。決め手は 麦味噌です!! 他の味噌ではまず風味が出ず、まずくなります。
話がそれましたが、あまり面白い獲物がつれないので、最後に漁港入り口で糸を垂れました。そこでは、おいしいワカシが釣れました。ワカシとはブリの幼魚で大きさが25cmぐらいのものです、潮の速い所でしたがやさしい他の釣船の方がロープで固定してくださったので、船の位置を気にする事なく釣りに専念できました。このワラシがあと2ヶ月もすると脂が乗ってきておいしいらしいので、その時にはまた招待してくれるようです。
今回は家族で参加しましたが、家内もこんな釣りは初めてで、感動してしまい「茅ヶ崎漁港で釣ってる場合じゃない」と言ってました。中古の釣り船と簡単な魚探、それと船の保管料金と4級船舶免許を取れば、夢の漁師生活が出来るようです。・・・。私はいつもの通り、船に乗って友達と話をしてるだけでしたけどね・・。
注)この記事は2005年8月1日(旧)兎屋ブログからの転載です。